Herman Miller
DCM chair
世界の家具を一変させたチャールズ&レイイームズ夫妻とハーマンミラーの歴史と言って過言ではないDCM(ダイニングチェアメタル)は、イームズ夫妻とプライウッド技術の革新が絶妙なタイミングから生まれた世紀のチェアデザインです。当時からクッションが無くとも疲れずゆったりと腰を掛けていられる3次元構造のプライウッドの背座とメタルレッグによる抜群の安定感。言葉では言い表せない贅沢な時間が過ごせる名作中の名作チェアです。
技術の革新とイームズとの出会いが凝縮されたチェアデザイン
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目を見張る背座の曲線!。背板は中心から僧坊筋から外側迄をしっかりと包み込むようにデザインされ、まるで背筋をかたどったかのような形状。
座面は、画像の通り常に臀部が収まるようなシートポケットを滑らかな曲線で誘い、背座が独立したデザインですが、一体となっていつまでも心地良い座り心地を実現したデザイン。
また、このメタルレッグも大きな特徴です。当時の主な趣旨は、安価な素材と大量生産に適していた為採用されていますが、現在ではデザインを支える強靭なフレームこそ必要不可欠なパーツになっています。
どれをとってもこのDCMというチェアには必要な要素を、第二次世界大戦が終わった直後にデザインし完成させたイームズ夫妻とハーマンミラー社のあくなき探求心。
住環境を一変させたプライウッドという素材をいち早く発見し理想を追い求めて完成させたDCMチェア。誠に個人的な主観で申し訳ございませんが、ずっと座っていられる心地良い背座に今さらながら驚き感動いたしました。一人でも多くこのチェアの良さが伝わればと思い記載させて頂きました。
現代ではリプロダクト品として正規品ではないDCMチェアも多く販売されていますが、ハーマンミラー社のDCMでなければならない理由はこういった史実からも明白ですね。
その他にも現代では十分すぎる程様々なチェアが生まれ沢山選択支はありますが、デザインがお好きな方、これから拘って行きたい方への1脚はHM社のDCMで決まりです。