Herman Miller
Nelson Pedestal Table
アメリカにおける20世紀後半のデザイン界を牽引し、後世のデザイン史に多大な影響を与えた巨匠“George Nelson(ジョージ・ネルソン)”。
「ココナッツチェア」や「プラットフォームベンチ」等の名作を、次々と発表した鬼才のデザイナーです。
今回は、デザイナー、編集者、さらにはハーマンミラー社のデザイン・ディレクターとしてマルチに活躍してきたネルソンの手掛けたアイテムのご紹介です。
スタンダードなデザインが魅せる美しいシルエット


こちらは、1954年に誕生した『ペデスタルテーブル』。現在もHerman Miller(ハーマンミラー)社で販売されているアイテム。
商品名の『ペデスタル』とは「像や柱を立たせるための台」を意味する言葉のようで、あくまで乗せるモノこそ主役とも受け取れますが、シンプルで控えめな佇まいながらも優雅なラインが目を惹くサイドテーブルです。


ネルソンと言えば自由なシルエットにカラフルな色味を使用した作品が多く、空間のアクセントになってくれるアイテムが多い印象ですが、ペデスタルテーブルはその真反対ともいえる落ち着きのあるデザイン。
今回はブラックのメラミン天板と、アルミポリッシュベースを組み合わせたスタイリッシュな印象の一台。


また、1本脚のデザインも足下に干渉しにくい上、スチール素材で頑丈な作りに。
ミッドセンチュリーデザインならではのプライウッド(積層合板)が採用された天板は、エッジの効いたフォルムもすっきりしていてかっこいい!

天板径72cmに高さ41cmと低めな設計で、普段使いのリビングテーブルとして使いやすいサイズ感。
無駄な装飾が無くいろんなデザインのイスやソファと馴染んでくれるので、お気に入りの組み合わせでコーディネートを楽しむことができそうです。

いかがでしたか?
「普遍的」ともいえるシンプルなフォルムの中に見られる優雅なラインは、まさにネルソンのデザインの真髄ともいえるのではないでしょうか。
同氏の作品の中ではやや地味な立ち位置ながら、このスタンダードなデザインこそ、今なお愛されつづけられている理由の一つなのかもしれません。











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