Herman Miller
Steel frame Case Group Desk
気付けばもう12月、皆さんは年末の大掃除進んでいますか...?
私は基本的に毎日部屋の掃除をしているのでこれといった大変な作業は無いですが、大きいものはそう簡単に片づけられず、もう使わなくなった雑貨や家具の処分には絶好の機会...
個人的にはそろそろ幼少期に使っていた学習机も物置と化しているので、処分して新しく良い感じのデスクに買い替えたいな~と考えたりしているのですが、その良い感じのデスクがなかなか見つからず...と思っていたら実は先日、学芸大学店に可愛すぎるデスクが入ってきました!!
本日は、私も購入できる余裕さえあれば本当に欲しい!と思ってしまう、ミッドセンチュリーの雰囲気溢れる可愛らしい希少なビンテージのデスクをご紹介させていただきます。
ミッドセンチュリーの隠れた名作
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今回ご紹介させていただくのは、“ハーマンミラー Herman Miller”より“スチールフレームケースグループ Steel frame Case Group”のデスク。
デザインを手掛けたのはミッドセンチュリー黄金期を代表する巨匠“ジョージネルソン George Nelson”。
“ハーマンミラー”と”ジョージネルソン”、この二つの名前を聞くだけで家具好きの方は安心感を覚えてしまうのではないでしょうか。
アメリカに於ける20世紀後半のデザイン界を牽引し、後世のインテリアデザイン史に多大な影響を与えたジョージ・ネルソン。
「スワッグレッググループデスク」や「マシュマロソファ」、「ココナッツチェア」や「プラットフォームベンチ」等、数々の歴史的名作を世に残したデザイナー。
20年に渡りハーマンミラー社でデザインディレクターを務め、当時まだ無名だったイームズ夫妻やイサムノグチの才能を早くに見出し、開花させた人物としても知られています。
そんなジョージネルソンが手掛けたスチールフレームケースグループシリーズ。
ハーマンミラー社で1950年代からリリースされ1960年代に生産が終了して以来、396 MODERN PALMSによって再現されたリプロダクト品が販売されていましたが、その後同社の廃業により現在まで一度も復刻されることが無く、当時作られたオリジナルのみがビンテージ市場で取り扱われています。
今回入荷したのは、ハーマンミラー社によって生産された希少なオリジナルのビンテージ。
ホワイトのスチールフレームと天板に、爽やかなターコイズブルーのドロワーのコントラスト、シルバーカラーのリング状の把手がアクセントになっており、ジョージネルソンらしいポップな遊び心溢れるデスク。
ドロワーは前板だけターコイズブルーで塗装されているのですが、その塗装が経年により少しムラになっていたり、細かく剥がれている箇所があったり、よりビンテージの風合いを際立て唯一無二の存在感を放っています。
3杯のドロワーは奥行と深さがあり十分な収納力、一番上のドロワーには筆記用具などが収納できるバーチ無垢材削り出しのトレイが付属しており、整理整頓もしやすく実用性抜群◎
ジョージネルソンがデザインした家具では一番小ぶりなこのシリーズは、一部を除いて奥行と高さが決まっており並べると綺麗に収まるそう、このデスクも大きすぎず小さ過ぎず丁度良いサイズ感で、日本の狭い居住空間にもピッタリです。
同じハーマンミラーのサイドシェルや、ソフトパッドグループチェアと合わせてモダンなワークシーンを演出するも良し、書斎や子供部屋のデスクとしては勿論、リビングでサイドボードのようにお使いいただくのも素敵だと思います。
ジョージネルソンの隠れた名作と言えるスチールフレームケースグループデスク。
ミッドセンチュリー期のインテリアがお好きなコレクター必見です。