Herman Miller
Vintage Airport Bench

日差しが暑くもありつつ、心地よい時期になってきました。普段インドア気味な私でも夏場になると、太陽の光を浴びたくなって昼間積極的に出かけたくなります。皆さまも光合成でレッツ元気チャージ♪

そんな外へ出かけた際に、飲食店などで暑い中行列になっているお店を見かけます。並ぶ人数にもよりますが、ベンチでもあればこの炎天下でも辛さが変わるんだろうなぁと思いながら横を通り過ぎています。私は基本的に並ばずに入れる所を選んでしまいます(笑)。

今回はそんな店舗什器のベンチとしても使用でき、設置した場所が洒落た雰囲気になるベンチのご紹介です。

ここから店内という素敵な国へ

世界初の背座一体成型による量産可能な椅子「サイドシェルチェア」及び「アームシェルチェア」のデザイナーとしてお馴染みC&Rイームズ。数々の名作を生み出したデザイナーです。

こちらはハーマンミラー社より1960～1970年代頃に、空港やオフィスでの使用を目的として製造された『 エアポートベンチ 』。こちらは希少なビンテージアイテムとなります。

別名" タンデムベース "とも呼ばれる特徴的な脚部は、堅牢なアルミバフ（ キャストアルミニウム ）を使用しています。細身でシンプルなフォルムながらも、その安定感は抜群。また、座面下のベースのブラックカラーが、全体を引き締めます。

足元がスッキリとしているため軽やかな印象に。さらに掃除もしやすいのは嬉しいポイント。

シートはサイドシェルを採用した4連のタンデム仕様。FRP製の3rdビンテージのシェルにボルドーカラーのPVCレザーが合わさり、鮮やかながらも派手過ぎず大人の落ち着いた雰囲気に。

ホワイト系カラーとボルドーカラーのコントラストが美しい風合い。

こちらの最大の特長の４連シートは各々離れているので、パーソナルスペースを確保しながら着座出来る為、入店前のお客さんが座るにはピッタリなベンチ。

このエアポートベンチで待ってから、"素敵な店内"という国へ旅経ってみてはいかがでしょうか。大人の落ち着きが感じられる色合いと、沢山の人を魅了してきたシェルの座り心地がマッチしたベンチ。

店舗什器として入店前のお客さん用ベンチとしても勿論、ご家庭でもリビングやガーデンベンチなどでも雰囲気を一気に作ってくれる一台です。