Herman Miller
Eames Tandem Shell Seating Group

同じ形のアイテムでも色合いが異なるだけでグッと異なる印象。デニムでも濃いネイビーや淡いブルー、ブラックなどの異なるカラーリングがありますが、どれも合わせるアイテムや、着用した時の印象が変わってきます。

この形のものは絶対にこう！というものは決してなく、色があるからこそ幅広い魅力や選択が出来、組み合わせる楽しさが生まれてきます。

色がもたらす千差万別の魅力

1923年にアメリカミシガン州ジーランドにて誕生した” ハーマンミラー / Herman Miller “。

元々は寝室家具の製造を行っていましたがモダン家具の製造に舵を切り、1945年にジョージ・ネルソンをディレクターとして迎え入れて以降、チャールズ&レイ・イームズやイサム・ノグチなど、優秀なデザイナーとコラボ。それによって数々の名作が誕生しました。

先ほども上がったデザイナーでもある" チャールズ＆レイ・イームズ / Charles & Ray Eames "によって1950年にデザインされた名作、シェルチェア。

その約10年後の1963年に発売されたのが「 Eames Tandem Shell Seating Group 」。空港などの様々な公共施設やオフィスなどに導入され、イームズが1962年に手掛けたタンデムスリングと並んで通称「エアポートベンチ」と呼ばれるようになりました。

そんなエアポートベンチが今回は4台入荷。

4連仕様となっており、全てのシェルはアームシェルが取り付けられている為、全身を預けてゆったり寛げます。そして座面のファブリックは全て新品に張替えており、全て異なる色合いで様々な個性を放っております。

まず初めはブラウン・グレー・グリーン・ライトグリーンの配色。

アースカラー系の組み合わせはお部屋に取り入れやすく、幅広いインテリアと相性が良いです。モダンな空間に拘る事もなく、木味のアイテムとも合わせられるのカラーリングとなっています。

2つ目はスカイブルー・ネイビー・マスタード・グレーの配色。

明るくポップな色合いと落ち着いた色合いを交互に組み合わせる事で、互いの色合いを引き立てられた組み合わせに。モダンテイストやスペースエイジの空間にピッタリなカラーリングです。

こちらは有難い事に既にお買い上げ頂いております。

3つ目はネイビー・ブルーグレー・グレー・パープルの配色。

4つの中では一番落ち着いた組み合わせとなっており、非常に上品な雰囲気に。シェルのホワイトカラーとの組み合わせもあり、モダンテイストのお部屋に取り入れると、しっとりと大人な空間を演出してくれます。

最後はグレー・ライトグレー・ミント・スカイブルーの配色。

グラデーション掛かった様な並びが魅力的で、左右で落ち着いたカラーとポップなカラーが分かれた色合いに。こちらもアースカラー系の組み合わせとなっているので、モダンな空間に拘る事もなく、木味のアイテムとも合わせられるのカラーリングとなっています

同じアイテムの括りとしては全てエアポートベンチ。しかし、こんなにもそれぞれ個性が異なり、こんなにもそれぞれ魅力が異なるアイテムに。

お部屋をポップにするか、上品にまとめるか、アースカラーでお部屋のレイアウトをまとめやすくするか。空間作りをワクワクさせてくれる逸品に仕上がっています。