Herman Miller
Sideshell Chair
1953年、Charles & Ray Eames(チャールズ&レイ・イームズ)によって生み出されたミッドセンチュリーを代表する不朽の名作「サイドシェルチェア」。
木製のチェアが主流な時代に、プラスチックを使用して座り心地・デザインの幅を広げたアームシェルチェア・サイドシェルチェアが生まれました。シェルチェアは量産性に秀でた素材を使用したことで、世界で初めて大量生産されたプラスチックチェアとして破竹の勢いでその名は広まり、世界中で愛されるチェアに。
本日ご紹介させて頂くのは、数々のタイプの中でも配色が素敵な1脚でございます。
色んな組み合わせから選択する

こちらは貴重なモダンファニチャーセールス時代(日本製)のヴィンテージチェアとなります。
プラスチックだから出来る立体的な形状でいて、飽きのこないシンプルなルックス。そしてシェルやベースの豊富なバリエーション。 人々の生活を充実させる心意気が感じられる、まさにイームズ夫妻の象徴的な作品ですね。

見た目の良さと共に、座り心地も素晴らしいです。
人の身体にフィットする曲線があらかじめ成形されたシェルを使用しており、座るとお尻を心地よく包み込んでくれる曲線、後ろに体重をかけると素材の伸縮性によって軽くしなり、長時間でも快適に座っていられる工夫が施されています。


今回はアプホルスター仕様なので、柔らかなクッション性によってより快適な座り心地となっております。
ジラルド生地「ホップサック レッド」が張られ、空間を彩る鮮やかな色合いがお部屋のアクセントとして活躍してくれそうです。
経年を帯びたシェルの風合いと色鮮やかなジラルド生地のコントラストが相まって、上品で洗練された佇まいが見る者を惹きつけます。


レッグにはすっきりとしたシルエットのスタッキングベースを採用。
重ねて収納することも可能なため、カフェなどの店舗什器としてはもちろんホームユースでも取り入れやすいデザインに仕上げられています。
また、ロータイプとなっており、日本人の体形に合う座面高約43cmで座りやすい高さの仕様です。

当時の最先端の技術でデザイン良し、座り心地良しなシェルチェア。それゆえに永く愛される。 いつまで経っても色褪せる事の無い、美しい作品のような佇まいを見せる一品です。
また、無数に組み合わせがあるからこそ、自身の琴線に触れた一脚に出会った時の喜びは計り知れません。 今回紹介したこちらが、誰かの琴線に触れる一脚だったら嬉しいです。











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