Herman Miller
Side Shell Chair
初めて見た時に’’世の中にはこんなにお洒落な椅子があるのか’’と家具に興味を持つきっかけを与えてくれたのがシェルチェアでした。
時間が経ちインテリアの嗜好も少し変わってしまい、結局憧れのままで手に出来ていません。
ですが今改めて見ても当時の気持ちが蘇る程、素敵だなぁと思う造形美。
シェルチェアに心打たれてインテリアに興味を持った方も多いはずです。
永遠の憧れ
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20世紀を代表する不朽の名作の1つとして挙げられる「Side Shell Chair サイドシェルチェア」。
1948年、「Charles & Ray Eames チャールズ&レイ・イームズ 」夫妻によってデザインされたミッドセンチュリー期を象徴するアイテムです。
あまりにも有名なこのデザイン。インテリアに興味のない方でも一度は目にしたことがあると思います。
こちらは2ndビンテージと呼ばれる1950~70年代に生産されていたFRP(ガラス繊維強化プラスチック)製の1脚です。
この年代のチェアは「Herman Miller ハーマンミラー」社が製造・販売を手掛け、’’M’’のエンボスマークが入っています。
なお今回はシールと刻印から1959-60年に製造されたと思われる1脚です。
’’スノーフレーク’’と呼ばれるグラスファイバーがびっしりと入っているのも特徴の1つ。ビンテージならではの風合いを醸し出しています。
カラーは柔らかい色味をしたオークルライト。くすみがかったクリーム色が何とも渋くていい味を出していますね。
シェルチェアにはポップやシックなカラーがありますが、色が違うだけで見た時の印象が随分と変わるのも面白い点です。
そして脚部は代表的なエッフェルベースのブラックスチール。シェルの色味とのコントラストが品の良い印象を与えてくれます。
繊細な見た目ですが、太さの異なるスチールロッドを組み合わせることで高い強度を実現。デザインだけでなく椅子としての機能も十分に備えています。
さらに様々なインテリアと調和する優れたデザイン性は、言うまでもありません。
ダイニング、デスクワークでお使い頂く事はもちろんできますが、リビングシーンに1脚置くだけでも様になります。
使うも良し、眺めるも良し。飽きることのない美しい造形は使い続けていくことできっと愛着が湧くでしょう。
ずっと憧れていたシェルチェア。今も変わらずこの見た目には抗えません。
やはりどこかで’’1度は手にしてみたい’’という所有欲がふつふつと湧いてきます。
時代に囚われない普遍的なデザインだからこそ、いつ見ても’’欲しい’’と思わせるのでしょう。
もし同じように感じて下さった方がいらっしゃれば幸いです。是非一度手にして頂ければと思います。