Herman Miller
Side Shell Chair
言わずと知れた名作『シェルチェア』。
年代、シェルの素材、脚の形等々様々なタイプと組み合わせがあり、家具の中でもコレクション性のずば抜けて高いアイテムかと思います。
椅子なんて本当は家にそういくつもいらないかもしれませんが、集めたがりにとってはいくつあっても足りませんよね。
まだまだこれからなシェルチェア
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今回紹介させて頂きますのはパーチメントのFRP製シェル×エッフェルベースのベーシックな1点。
FRP製シェル復活後に製造の比較的新しいものですが、こちらのモデルも現在ハーマンミラーからは販売されておらず、ビンテージに続いて希少価値の上がって行きそうな予感でございます!
もはや説明不要の素材かもしれませんが、FRPとは樹脂と繊維状のガラスを複合した強度の高いプラスチック。
元は戦闘機にも使用されていた凄い素材なんです。
この素材は経年と共に独特の風合いを増し、ファイバーのたっぷり入ったビンテージシェルチェアの人気が高い理由もここにあります。
製造が新しいだけにまだまだつやつやでさらさらなシート。
既に仕上がりきったビンテージ物も素敵ですが、自分で育てて行ける楽しみを残しているのはこの時期のシェルチェアならでは!
カラーはホワイトではなくパーチメント。少しグレーがかったような茶色がかったようなクリーミーなカラーで、シェルチェアの最初期から存在する人気のカラーでございます。
癖の無いカラーなだけにスペースエイジ・ミッドセンチュリーは勿論、ナチュラル、シンプルな空間にもよく馴染みます。和室にぽんと置いてあってもさぞかっこ良い事でしょう。
脚部にはエッフェルベースが組み合されており、スッキリと細身のワイヤーはスタイリッシュ且つ軽量で取り回しも良く、本格的なビンテージ仕様でありながら普段使いにも適しております。
ミッドセンチュリーデザイン三大巨匠に数えられる"イームズ夫妻"の代表作であり、デザイン史に残る傑作。はじめてのデザイナーズ家具としても、コレクションの新たな1員としてもオススメなアイテムです。
1950年代の誕生より変わらない人気を誇り続けるどころか、益々ファンを獲得して行くシェルチェア。いつの世も変わらない価値を持つ最高峰のデザインを、是非ご自宅に。