Herman Miller
side shell chair
ニューヨーク近代美術館 MoMA のデザインコンペティションにて発表誕生以来、現代まで世界中で親しまれるお馴染みのシェルチェア。
デザインは皆様もご存知、巨匠チャールズ&レイ イームズ夫妻。
完成から約70年近くたった今でも、その新しさは素晴らしいデザインの起源となり新たなデザインにも影響を与え続けています。
本日ご紹介するのはそんな偉大なデザイナーが手掛けた歴史的名作の一脚になります。
不変の象徴
1948年、ニューヨーク近代美術館のMoMAローコストデザインコンペにて発表され、当時の人々にとって大きな衝撃を与えた傑作。
複雑な三次元曲面による背座一体型のシートは、それまでの椅子に対する概念を一変させた作品になります。
イームズ夫妻の作品は、時に本来の用途を超え美しい作品のような風格を醸し出します。
最大の魅力は何といっても素材を一体成型する手法により生まれる、つなぎ目のない滑らかなシェル。
有機的な形をしたシェルは身体を優しく包み込み、想像以上に柔らかく快適な座り心地を実現しています。
デザイン性や合理性だけでなく、圧倒的な機能性を兼ね備えたプロダクトは正にデザインの到達点とも言える唯一無二の存在です。
今回入荷したシェルは1964-1988年代頃のモダンファニチャーセールス時代の物になります。
現行の物とは異なりエッジの反りが深くオリジナル特有の風合いが楽しめます。
シェルにはジラルド生地「ホップサック レッド」が張られ、鮮やかなレッドが空間のアクセントになる事間違い無しの一脚。
レッグはリプロダクトではあるもののファーストタイプのエッフェルベースが付いており、初期のシェルチェアの雰囲気をお楽しみ頂けるアイテムとなっております。
またメリハリの効いたブラック色が全体の印象を程良く引き締め、曲線的なシェル本体との美しい対比を演出しています。
眺める角度によって様々な表情を生み出すシェルチェア。
イームズ夫妻が手掛けた作品は世界中に圧倒的な存在感と衝撃を与え、今も尚多くのファンを魅了し続けています。
ビンテージならではの魅力を持つ特別な一脚を是非ご検討下さい。
Herman Miller side shell chair A
Herman Miller side shell chair B