Herman Miller
Side Shell Chair 2rd Vintage
奥深いビンテージの世界

TOKYO RECYCLE mptionに入る前、家具に対しての知識がほぼ0に等しかった私ですが、その頃でも知っていたイームズのシェルチェア。
そんな世界中から愛される名作。その魅力は知れば知るほど増し、その奥深さに圧倒されてしまいます。

手掛けたのはミッドセンチュリーを代表するデザイナー、Charles & Ray Eames(チャールズ & レイ・イームズ)夫妻。作り出した作品の数々はどれも遊び心がありながら洗練されていて美しいものばかりです。
今回は数多ある作品の中から2人の代名詞であるシェルチェア。1950年に誕生し、75年が経つ現在まで様々な素材、形で登場しました。


こちらは1955年から1970年代にかけて生産されていた「2ndビンテージ」と呼ばれるモデル。
座面裏にあるMのロゴとハーマンミラーの社名があることで59年-89年に製造。さらに、同じく裏に張られているパテントラベルに書いてある番号から64年-78年のものだということが分かりました。
自分も判別するためにいろいろ調べてみたのですがビンテージの世界についついのめり込んでしまう面白さです。


また1950年の発売以来、時代のニーズに合わせて多彩なカラー展開が行われてきました。その中から古き良きアメリカを彷彿とさせるビビットな色合いのレッド。
ブラックの脚部とパイピングによりくっきりと浮き出るビビットレッドのシートはイームズ夫妻の生み出した美しいシェルの形を際立たせます。


そして、素材にはナウガレザーが使用されています。
ナウガとはアメリカの合成皮革ブランドユニロイヤル社が作り出したキャラクター。動物を殺傷しなくてもナウガという生き物が脱皮することで革が手に入るという世界線です。
実際にはビニールレザーが活用され、特有の艶や質感がモダンな雰囲気を醸し出しています。

使われている素材や作られた年を知れるとよりものに対して愛着が深まる気がします。
どんどん少なくなり希少になっていくビンテージの世界。この機会にぜひ味わっていただきたい1脚です。











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