Herman Miller
2nd Vintage Side Shell

時代と共に色褪せることなく、今日まで世界中のインテリアファン・コレクターに愛され続けている不朽の名作『シェルチェア』。

 今回は2ndビンテージシェルを使用し、趣のある落ち着いたカラーが味わい深い一脚のご紹介です☻

人々を魅了する、永久不変の名作チェア

デザインを手掛けたのは、ミッドセンチュリー期を代表するデザイナー、チャールズ＆レイ・イームズ夫妻。

1950年代のゼニス社からの製造を経て、ハーマンミラー社より現在も製造されている「イームズサイドシェルチェア」は、当時最先端のプラスチック成型技術によって、曲線を用いたデザインを実現しました。

年代やシェルの素材、脚の形など様々なタイプと組み合わせがあり、家具の中でもコレクション性のずば抜けて高いアイテム。

 今回ご紹介するこちらは、1950-70年代に生産された「2ndビンテージ」と呼ばれる一脚です。

シェルにはFRP（ガラス繊維強化プラスチック）が用いられ、現行のポリプロピレンには見られないファイバー量の多いFPRと艶のある質感は、コレクターにはたまらないのではなないでしょうか！

カラーはオークルライト。通称「バタースコッチ」とも呼ばれる色味は、落ち着いた雰囲気のベージュ系アースカラーです。

 経年を帯びた風合いも相まって、ビンテージシェルチェアの雰囲気を存分に楽しむことができ、ミッドセンチュリーやモダンな家具との相性はもちろん、木製家具とも相性抜群です◎

エッフェルベースの組み合わせにより、軽快な脚元を演出。最も人気のベースだけあって、シェルチェアと言うとこのシルエットを思い出す方も多いかもしれません☻

 細身のワイヤーはスタイリッシュ且つ軽量で、移動させるのも簡単。繊細で美しい構造はシェルチェアのデザインを引き立ててくれます。

シンプルな家具の中でも目を惹く存在として、お部屋にアクセントを与えてくれるサイドシェルチェア。

 単なるアクセントファニチャーという存在を超え、快適性と耐久性を兼ね備えた現代生活のニーズも満たしてくれる一脚です。

 人々を魅了してやまないミッドセンチュリーの名作チェアで、ワンランク上のお部屋作りをしてみてはいかがでしょうか。