Herman Miller
Eames Tandem Sling Seating
1923年、アメリカのミシガン州にて設立されたハーマンミラー社。様々な世界的デザイナーとタッグを組み数々の高品質なプロダクトを世に送り出し、名実共にファニチャーシーンを牽引しているトップブランドです。
イームズ夫妻とハーマンミラー社の関係は長く、1946年にイームズ夫妻をデザイナーとして迎え入れてから、代名詞とも言えるシェルチェアをはじめとする様々なプロダクトを発表してきました。
現在もイームズが残した名プロダクトはハーマンミラー社で製造、販売され続けています。
本日ご紹介するのもハーマンミラー社とイームズ夫妻がタッグを組んで手掛けた、”世界中の空港” にあるプロダクトです。
空港にもイームズ
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こちらが本日ご紹介させて頂く、巨匠Charles & Ray Eames(チャールズ & レイ イームズ)によりデザインされたEames tandem sling seating(イームズタンデムスリングシーティング)。
1962年にシカゴのオヘア国際の為にデザインされたイームズタンデムシート。
現在でもホノルル空港をはじめ、世界中の様々な公共施設で活躍している名作です。
今ではスマホやPCを充電するための電源を供給できる新しいタイプが生産されていますが、これは貴重なビンテージとなります。
アルミのベースにブラックレザーの組み合わせは高級感を演出し、パブリックスペースに相応しい主張し過ぎない洗練されたデザイン。
ゆったりと腰かけられる各シートはパーソナルススペースをしっかり確保しており、空港や駅の利用者に配慮しているのが伺えます。
重量はずっしりとしており安定感も抜群、張られたPVCレザーは耐久性に優れまだまだ永くお使い頂けます。
これに何百人、何千人、いや何百万人もが腰掛けたかもしれないと思うと、なんだか不思議な気持ちです。
通常のソファならデッドスペースになる足元には十分なスペースがあり、収納ボックスを置いたりと様々な活用方法をお試し頂けます。
交換可能な座面に背もたれ、更にはこのアームパッドも現場で簡単に交換できるそうな。
使われるのは空港や駅などの公共施設。消耗は早く、それに対応するメンテナンスシステムを作り上げたイームズ夫妻、ハーマンミラー社は流石としか言いようがありませんね。
予算やメンテナンス性、何よりニーズへの適合を基につくられたイームズタンデムシートは空港で最高の椅子と世界中から高い評価を受けています。
そんな椅子を自分の部屋で使えるってワクワクします。
家やお店、駅や空港にまで。イームズ夫妻って本当にスゴイんだなとつくづく感じさせられました。
こちらのイームズタンデムシートは現在学芸大学店にて展示・販売中です。
世界中の旅人が腰掛けた名プロダクト、是非座って体感してみてくださいな。