Herman Miller
Eames Sofa Compact
1923年、アメリカのミシガン州にて設立されたHerman Miller(ハーマンミラー)
2023年には創業100周年を迎えました。
ミッドセンチュリーモダンデザインを代表する世界的家具メーカーであり、数々の流行が移り変わる中でもその魅力は不変のもの。
特に「座る」という所作においては常にハーマンミラーが真摯に取り組んできた命題です。
イームズラウンジチェアやアーロンチェアなど数々の名作を生み出してきました。
今回ご紹介するのはEames Sofa Compact(イームズ ソファ コンパクト)
1954年からハーマンミラー社から製造販売され、今なお根強い人気を持っています。
半世紀以上愛され続ける名作ソファ
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名作サイドシェルチェアやイームズラウンジチェアなどを手掛けるミッドセンチュリーを代表するデザイナー、Charles & Ray Eames(チャールズ & レイ・イームズ)によるデザインです。
二ューヨーク近代美術館(MoMA)にコレクションされるなど、数々のデザイン賞を受賞してきたイームズ夫妻。
創造的であり、機能的な作品の数々は食事から会議まで、エレガントなスタイルからカジュアルなスタイルまで変幻自在であり、快適な座り心地は一貫しております。
ミッドセンチュリーデザインを体現したとも言われるEames Sofa Compact(イームズ ソファ コンパクト)は3人掛けソファですが、従来の重厚感のあるソファとは違い軽やかさを感じさせるフォルムです。
座面、背もたれ、ベースに厚さを持たせず圧迫感のないすっきりとした印象を与えてくれます。
元々はイームズ夫妻の自宅用にデザインされたものを製品化。
有機的かつ合理的なイームズ夫妻の姿勢が垣間見えます。
「コンパクト」という名称はソファを置くには十分なスペースを確保できない一般家庭やラウンジなどの場所でもスペースを確保できるサイズ設計から。
様々なシーンを想定されています。
実際に目にするとミニマルなデザインは、ゆったりとくつろげるソファなのに圧迫感を感じさせません。
3人掛けソファに持たれる豪華で重厚感のあるイメージとは違ったデザインの登場は、さぞスマートさが際立っていたことでしょう。
たっぷりと奥行と幅を持ち、座面の角度はリラックスに最適な傾斜です。
ハイバックの背もたれは肩から腰まで支えてくれます。
広々としているのでゆったりと程よく距離を保てます。
耐久面もしっかり考慮されております。
1951年にワイヤーメッシュソファというプロトタイプをイームズ夫妻は作っており、このプロトタイプのソファの構造と同様の機構を製品化したEames Sofa Compactで採用しています。
ウレタンフォームのシートクッションはスチールとワイヤースプリングの骨組みの上にファブリックで補強されたゴム製のウェービングベルトによってしっかり支えられています。
着座した時に安定感を感じられます。
美的な観点以外にも様々な問題を解消するデザインが特徴的なチャールズ & レイ・イームズ。
Eames Sofa Compactは小さなアパートのリビングにも設置でき、そのコンパクトさから輸送までも考慮されている設計はとても合理的でした。
ソファコンパクトの創造性は、何気ない日常にインスピレーションを与えてくれるデザイナーズ ソファです。
現在でも不変の人気を誇る名作ソファを是非ご検討ください。