Herman Miller

Aluminum Group Chair

一流オフィスにおけるアイコン的存在として、映画や雑誌、ドラマにも度々登場しその存在感を放つ「イームズアルミナムグループチェア」。

60年以上もの時を経た今も尚、世界第一線で注目を集める、唯一無二の存在です。

機能美で彩られてゆく。

イームズのデザインを象徴する、別格とも言えるその存在感。

それは言葉にすれば如何様にも表現する事ができるとは思うのですが、敢えて言うのであれば"機能美"そのものが空間に映えるかのような佇まい。

それはまさに人の為に生み出されたデザインであり、人に愛される為に生まれたデザインであると言えるでしょう。

著名なデザイナー達による"ミラーハウスプロジェクト"をきっかけに "屋外で使える上質な座り心地のチェア" のデザインをイームズ夫妻が受け持った事で、「イームズアルミナムグループチェア」は生み出されました。

これまでにない全く新しいアプローチでデザインされたこのチェアは、多くの要素においてあまりにも革新的かつ合理的であった事からその後のチェアデザインにも多大な影響を与え、現代存在するオフィスチェアの原型になったとも言われています。

アルミニウムで作られたベースフレームは "鋳造" という技法を用いる事によって自由な造形を可能としました。

しかしこれについてイームズは"恐ろしい思いをした"と逸話を残しています。

何もない所から確固たるデザインを見つける難しさ。

その産みの苦しみが世界屈指のデザイナーにもあるのだと思うだけで、勇気づけられる人もいらっしゃるのではないかと思います。

そんな"彫刻作品"とも言えるベースフレームと、一体になるように張り上げられた、上質なレザーシート。

お分かりいただけますでしょうか？シートは両端のフレームに張られているだけで中央部は宙に浮いた状態となっています。

これがこのイームズアルミナムグループチェアならではの特徴。

身体に対し均一な "面" でアプローチする構造となっている為、使い手にとって極上とも言える掛け心地でお楽しみいただけるようになっています。

レバーひとつで手軽に座面の昇降ができるので、多くの人々が自由に行き交うような場所にもぴったりの仕様ですね。

またリクライニングは座面ごとスムーズに傾いていく大変上質な操作感で、こちらも是非多くの方々に体験していただきたいポイントとなっております。

「イームズアルミナムグループチェア」 如何でしたでしょうか。

名実共に卓越したデザインアイテムであり、ニューヨーク近代美術館"MoMA"の永久コレクションを代表する作品としても有名な一脚。

この度用賀店では同モデルのチェア2脚をご用意しております。

本物のデザインをお探しの方には是非、こちらの逸品をご検討いただければと思います。