Herman Miller
Alminum Group Executive Chair
数ある家具ブランドの中でも世界随一の名門として知られる"ハーマンミラー Herman Miller"。
1923年の創業から、卓越したデザイン・機能を備える名作を数多く手掛け、世界三大家具ブランドの一つにも数えられています。
本日は憧れのオフィスチェアとして名高い世界的名作「アルミナムグループ エグゼクティブチェア」のご紹介です。
紛れもなく、一級品。
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置かれた空間さえも磨き上げてしまうかのような佇まい。
映画やドラマ等でも度々登場する、誰もが一度は見かけた事のある一脚ではないでしょうか。
驚くべきはこのチェアが元々オフィスチェアとして設計されていなかったこと。
そしてデザインされたのがミッドセンチュリーの時代、実に半世紀以上も前だということです。
デザインを手掛けたのは"チャールズ&レイ・イームズ"夫妻。
家具界でも随一の巨匠デザイナーとしてその名を知られています。
当初実業家のJ.アーウィン・ミラーの邸宅を設計していたエーロ・サーリネン氏が"上質な屋外用チェア"のデザインを夫妻に依頼。
これにイームズ夫妻は鋳造したアルミフレームに合成繊維のメッシュを張るというまさに合理的で革新的なチェアを生み出しました。
クッションを使用せず、背座をそのままアルミフレームに"張る"という従来には存在しなかった設計。
無駄がなく美しいデザインであると同時に、身体にかかる負荷を面で分散させながら支える事で極上の座り心地を実現しています。
実際に腰かけてみると、その活き活きとしたテンション感と絶妙な柔らかさに驚いてしまいました。
更にシート全体がそのままリクライニングするのですが、その感触は言葉にならない上質さ。
唯一無二の快適性が高く評価され1958年には屋内仕様の製造が始まり、現在でもオフィス家具における最高峰のチェアとして 多くの人々に愛されています。
デザインの自由度が高い"鋳造"という技法を取り扱う事で得られる有機的なフレームデザイン。
このチェアを生み出すにあたりイームズ夫妻は「まさに彫刻作品と向き合うのであり、本当に恐ろしい思いをします」という言葉を残していました。
この確固たるデザインを見出すまでに 天文学的な可能性の中から探求が行われた事は想像に難くありません。
1987年製と表記があり、こちらは希少なビンテージ品であることがわかります。
昇降機能も座面下の金属製リングを回すだけという大変シンプルな構造で、ガス式昇降等と比べた際の耐久性の高さは申し分なく、まさに一生物と呼ぶに相応しい堅牢性です。
更にシートファブリックはニューヨークの老舗テキスタイルブランド"マハラム"社のものに新品張り替え済み。
キャスターも大変丈夫なものに取り換えられており、30年前のものとは思えない程の現役ぶりです。
オフィス家具としては勿論、ご自宅の書斎専用のチェアとして存分にお役立て頂けます。
巨匠デザイナーと名門家具ブランドが生み出した、比類なき名作「アルミナムグループ エグゼクティブチェア」でした。
お探しの方も多いお品物となっておりますので、是非この機会にご検討くださいませ。