Herman Miller
side shell
イームズがデザインしたシェルチェア。
多くを語らずとも、皆さんご存じの名作です。
1953年にサイドシェルがデザインされてから、今年でぴったり70年。
70年前のデザインは、今尚私たちを魅了します。
今回入荷したシェルチェアはその中でも個性が光る一脚です。
パーツ各々、魅力的。
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アプホルスターと呼ばれる、座面にファブリックが採用されたモデル。
脚部は重ねたり、横に連結ができるスタッキングベースです。

シェルにはFRP製のホワイトが使用されています。

ファブリックは発色のいいパープル。
そこまで厚手ではなく、かと言って薄すぎることもなく。
シェルのシルエットラインを身体で実感しながら密着度の高い柔らかな座り心地をお楽しみ頂けます。

ベースの素材はジンク。
素材の特性上、表面の劣化が顕著に表れるジンクですが、それがまたかっこいい。
ビンテージのシェルとの相性抜群です。

座面裏にはロゴと大文字、その上に『S』のエンボス。
この『S』実はサミット社という製造会社を示すもの。
サミット社の製造は1960代後期とされています。
つまり、このチェアは既に50歳以上。

前から見たら色鮮やかなパープルの座面。
脚元を見れば鈍く光るジンクのベース。
その後ろ姿は主張を抑えたホワイトのシェル。
艶やかであり、かっこよくあり、落ち着いたチェア。
この組み合わせ、完璧です。
