Herman Miller
Harlequin
イームズが活躍した時代はミッドセンチュリーと呼ばれますね。
このミッドセンチュリーに魅了された方はおそらくご存じの方が多いであろう「ミッドセンチュリーモダン / Mid-Century Modern 」。ヴィンテージの家具から、照明、雑貨やテーブルウェアまで幅広く取り扱っていて、とにかく目移りしてしまうアイテムで溢れた店内でした。
そんな同社が特別に製作したシェルチェアが入荷です。
デットストック生地が張られた限定18脚
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2013年にMid-Century Modern18周年を記念して18脚限定で製作された「ハーレクィン / Harlequin」。こちらは限定18脚の少数生産のシェルチェアです。
ハーレクィンは約すと道化者という意味になり、張り地の派手でインパクトのあるカラーリングが名前通りのよう。この名前とカラーリング、どこかで・・・と引っかかっていたのですが、あの悪役ヒロインになんだか雰囲気が似ていると感じました。(あくまで個人的な意見ですが・・・)
実際は1950年代にハーマンミラー社から発売されていたワイヤーシェル用のフルカバーの柄の名称として実在していたシェルチェアとのこと。

そんなインパクト大のファブリックはアレキサンダー・ジラルドによってデザインされた「ホプサック」という生地になっています。しかもこの生地、デットストックもの!
バーガンディやグレー系、深いブルーなど、ぱっと見ると渋めなカラーですが、よーく見ると・・・。バーガンディにはブルー、深いブルーにはライトブルーなど鮮やかさのある組み合わせとなっているんです。

シェルは1955-70年代に製造されていた2ndと呼ばれるビンテージ。

ベースは1stタイプのエッフェルベース(リプロダクト)の組み合わせ。1stタイプとは脚のグライズがスチールとなっているので、初期のシェルチェアのような雰囲気が漂います。また、プラスチックのグライズよりも傷がつきにくく、頑丈です。

イームズとアレキサンダー・ジラルドはミッドセンチュリー期当時、ハーマンミラーでともに活躍していました。盟友であった彼らのデザインしたモノが組み合わさった名作をぜひこの機会にいかがでしょうか。
