Knoll
Andre Square Glass Table

家具において主要な素材、木材や金属、そしてガラス。

透明でありながら光沢を放つその素材はモダンデザインのアイテムに非常に用いられ、組み合わせる素材の魅力をそのまま伝えたり、高い透過性は圧迫感を感じず、スタイリッシュな印象を与えます。

そんなガラスという素材にデザイナーが手掛けた魅力的な造形の物を組み合わせるとどうなるのか？間違いなくカッコいい物が出来上がるはずです。

ガラスと合わせるから意味がある

1983年、ニューヨークでハンス・ノルによって設立されたインテリアブランド" ノル / Knoll "。

ハリー・ベルトイアやミース・ファン・デル・ローエ、マルセル・ブロイヤーなどの名デザイナーと手を組んで数々の名作を輩出。ミッドセンチュリーモダンを代表するブランドとなり、現在でもアメリカのモダンデザインを牽引するブランドとして確固たる地位を確立しています。

そんな同社から販売されていた「 アンドレ / Andre Square Glass Table 」。

デザインを手掛けたのはイタリア人デザイナー" トビア・スカルパ / Tobia Scarpa "。　カッシーナやB&B、FLOSといったイタリアンモダンを牽引するブランドと手を組んで数々の名作を生み出しています。

そんなAndreはガラス天板を支えるフレームが正方形の内部を格子状に区切った、直線的なフレームが特徴的。ガラス天板にすることで、フレームの美しさを邪魔することなくダイレクトに伝えています。

脚部は円柱となっているので天板部分との形状の対比がメリハリを生んでいます。全体がクロームカラーとなる事でモダンでありながら、抜け感があるので重厚感を感じさせない、スッキリとした印象にまとめ上げています。

透過性の高いアイテムですので、椅子を挿した際にも椅子のデザインの美しさやフォルムをそのまま感じる事が可能。

テーブル本体のデザイン性も高いので、椅子と合わさる事でまた新たな魅力が発見出来、空間をより一段と格好良く見せてくれます。

空間づくりの鍵として存在感を放つアイテム。

洗練されたモダンデザインはお部屋に溶け込みながらも、高いインテリア性を持ったスタイリッシュなダイニングテーブルです。