Knoll
420 Side Chair
モダンデザインを体現する家具ブランド「ノル Knoll」。
同社の歴史は近代デザイン運動の歴史でもあると言われるほど、20世紀のデザインに多大な影響を与えています。
妥協を許さず研究を重ね作り上げられたプロダクトは、美しさと心地良さを兼ね備え「使われる芸術品」とも言われており、あらゆるシーンにおいてモダンでラグジュアリーな空間を演出します。
本日はそんなノルを代表する名作椅子『BERTOIA COLLECTION SIDE CHAIR』が入荷致しましたので、ご紹介させて頂きますね。
「空気と鋼の彫刻」
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ミッドセンチュリー期を代表するデザイナーであるハリー・ベルトイア氏が手掛けた、BERTOIA COLLECTION SIDE CHAIR。
このチェアもまたミッドセンチュリー期にデザインされた名作のひとつとして知られています。
世に誕生したのは1952年と歴史が長く、70年前にデザインされたとは思えないほど都会的でモダンな空気を纏っています。
スチールロッドで構成された3次元の美しい造形。
ベルトイア本人が「空気と鋼の彫刻」と言い表している通り、圧倒的な存在感がありながら空気に輪郭を与えたような軽やかな印象の佇まい。
見る角度によっては重なるワイヤーの抜けに変化が生じ美しい図形の様にも見えます。
ハリーベルトイアはかのミッドセンチュリーを代表するデザイナー”チャールズ&レイ・イームズ”とクランブルック美術アカデミー時代の同級生で、共に20世紀のデザインに大きく影響を与えた巨匠デザイナーの一人です。
また、世界50ヵ国以上の公共彫刻を手掛け自らを”彫刻家”と呼ぶベルトイアの作品は、家具と言うより芸術作品と呼称した方が適しているのではないかと思う程の佇まいと存在感を放っております。
長さの異なるスチールロッドを1本1本3次元構造に曲げていき、美しい曲線と幾何学的な文様を刻んでいく様は、まさに現代アート。
そして高い芸術性を持ちながらも座り心地も高いレベルで実現しているのがさすがの名作椅子。
シャープでクールな印象とは裏腹に柔らかにワイヤーの滑らかな曲線が身体を包みこむデザイン。
身体を支えてくれるスチールロッドの計算されつくされた絶妙な角度には脱帽致します。
彫刻家でもあるベルトイアの造形美へのこだわりが色濃くでているミッドセンチュリーを代表する傑作椅子のひとつBERTOIA COLLECTION SIDE CHAIR。
そこに置いてあるだけで空間を洗練されたアーティスティックなものに昇華し、特別な贅沢感を日常にプラスしてくれます。
是非、美しさと心地良さを兼ね備えた「使われる芸術品」を生活に取り入れてみてはいかがでしょうか。