Knoll
Tulip dining table
後世に語り継がれるような名作家具が数多く誕生したミッドセンチュリー期。
革新的なモダニズム作品であると同時に、家具が持つ能力を最大限まで引き出した本当の意味での"デザイン"に満ち溢れた作品は、今も多くの人々の心を惹きつけて止みません。
本日ご紹介させて頂くのは、世界で初めて "一本脚" を採用した「 チューリップ ダイニングテーブル」。
巨匠 "エーロ・サーリネン Eero Saarinen"の代表作としても知られる名作テーブルを、是非ご覧くださいませ。
スラムから、居心地の良いモダンデザインへ。
>>この商品の詳細を確認する
普段から何となくストレスに感じていること、身近なものである程に諦めてしまっている事も多いと思います。
巨匠 エーロ・サーリネン氏にとってその最たる例となったのが、テーブルや椅子に当たり前のように存在している"4つ脚"でした。
テーブル・チェアを併せて多くの脚部が床上を陣取り使い手の自由を制限している事を煩わしく思った氏は、5年もの歳月をかけてデザインを行い、名作チューリップチェア、そしてこちらのチューリップテーブルを生み出します。
ベース・天板がすっきりと連なった非常にシンプルな構造が特徴のチューリップテーブル。
脚部一体となったベース部はアルミニウム鋳造によって製造されており、モダンな中にも有機的な造形を見せます。
そこに乱雑な要素というものは微塵もなく、全体から細部にかけてまさに"完璧"なデザイン。
ミッドセンチュリーモダンを代表する作品として、申し分の無い一点です。
あまりにも洗練されているので忘れてしまいそうになりますが、チューリップテーブルがデザインされたのは1957年のこと、当時は一本脚で自立する家具の存在自体が世界でも初めてでした。
現在のデザイン家具と比べてもその完成度は傑出しており、70年近くも前にデザインされたものだとはとても思えません。
発表当初から製造を担っているのは、アメリカニューヨークの老舗高級家具ブランド " ノル Knoll "。
世界でも随一のモダン家具を手掛ける事で知られているノル社ですが、中にはニューヨーク近代美術館の永久コレクションに加えられたものも数多く、デザイン史としても重要なメーカーの一つです。
一本脚というかつてない構造、完璧に作り込まれた造形を持つチューリップテーブルの製造を実現できたのは、ノル社の卓越したクラフトマンシップがあってこそと言っても差し支えないでしょう。
モダン家具でありながら幅広い空間と合わせやすいという点も、このチューリップテーブルはならではの魅力。
ミニマムな空間は勿論、グリーンを始めナチュラルテイストな雑貨のあるお部屋でも馴染んでくれるのでコーディネートにも相性を選ばず、初めて本格的なモダン家具を検討されている方にもお勧めです。
更にこちらは現行品となっており、ベース部の重量が強化された事で更に安定感を増した一点。
実際に使ってみても非常に安定しており、普段使いにも最適です。
「チューリップテーブル」如何でしたでしょうか。
ミッドセンチュリーモダンデザインの巨匠エーロ氏が手掛ける、まさに一生物のテーブルとなっております。
設置するだけで空間映えしてくれるので、ご自宅は勿論店舗用インテリアにもお使い頂ける一点です。
一点のみのお取り扱いとなっておりますので、お探しの方は是非この機会をお見逃しなく。