Knoll Studio

Marc Krusin Collection Side Table Low

本日は、人工素材と自然素材の個性が引き立ち合う都会的なミニマルモダンデザイン" ノルスタジオ / Knoll Studio "『 マーク・クルージン コレクション サイドテーブル ロー Marc Krusin Collection Side Table Low 』のご紹介♪

デザインが纏う空気感

1938年創業のアメリカを代表する家具ブランド『ノール / Knoll』。チャールズ・ポロック、エーロ・サーリネン、ハリー・ベルトイア、マルセル・ブロイヤー等デザイン史を語る上で、欠かす事の出来ない著名なデザイナーによる多くの名作を輩出しています。

同作のデザインを手掛けたのは、イギリス人デザイナーの" マーク・クルージン / Marc Krusin "。母国のリーズメトロポリタン大学にて家具デザインを学び、イタリア・ミラノでデザイナーとしてのキャリアをスタート。以降13年間で様々なデザインスタジオに勤務しました。

また「 本質的でシンプル 」というポリシーを貫き、企業イメージを包括的にデザインする世界でも数少ないデザイナーとして知られるイタリアデザイン界の重鎮ピエロ・リッソーニの基で、デザインマネージャーとして働いた経歴もあり、国際的に知名度の高いブランドで、多くのデザインプロジェクトを手掛けました。

現在では、ロンドンにて独立し自身の事務所を構え、世界各国のクライアントの為にデザインを提供。中でもKnollの「Krusin Chair and Table」は同氏の代表作として高い評価を受けています。

ルートヴィヒ・ミース・ファン・デル・ローエの「バルセロナチェア」やエーロ・サーリネンの「チューリップチェア」等、金属やFRP等の人工素材を使用した商品ラインナップの多いKnoll社製品の中で、同作は珍しく木製のフレームを使用したデザインで、リビングや寝室等、シーンや用途に合わせて、サイズや天板の材質を選べる豊富なバリエーションが存在します。

余計な装飾を無くし、シルエットや素材の表情を際立たせるシンプルな直線構造のミニマルデザイン。フレームの内側は斜めに面取りされ、天板上にテーブルランプを設置する事で、脚部のくっきりとした陰影が際立ち、夜間も雰囲気のある空間演出が可能。また脚部同士は其々斜めにクロスして繋がり、確りとした強度と見た目の変化を加えています。

現在のラインナップではダークカラーの着色されたウッドフレームに、同色同素材のウッド天板、クリアガラス、マーブルトップより展開しておりますが、レッグにナチュラル色のオーク材フレームを使用したモデルは販売が終了したものと思われ、現行モデルと比較しても、エッジの効いたスタイリッシュなシルエットながら、周りの木製家具やフローリングとも溶け込む温かみある面持ちです。インテリアコーディネートに不安のある方でも安心してお使い頂けます。

天板は厚みのある板ガラスを使用。ウッドフレーム上部に窪みを作り、ズレ落ち無くフィットしたデザインで、ガラス自体も四隅が丸く加工される等、ディティールにも拘りを感じます。断面は板ガラス特有のグリーン色をウッドフレームの窪みより敢えて見せる事で、暖色と寒色のカラーコントラストも強調されています。

一辺45cmのコンパクトなスクエアサイズは、手狭な日本の住宅事情にも優しく、ソファやベッドサイドの設置に。またコレクションアイテムの陳列や花台として。シーンに合わせた様々な使い方が可能です。クリアガラスの透明感は勿論、細身のウッドフレームにより抜け感もある洗練されたデザイン。お引越や家具の買い替え等で、テーブルをお探しの方は是非この機会お見逃しなく。ご注文はお早めに♪