NATHAN Furniture
Telephone Bench
現代ではなかなか見慣れない形状をしたこの家具。
どこかノスタルジーを感じる人もいれば、世代によっては全く使用用途がわからないといった人もいる事でしょう。
実はこの家具、固定電話が主流だった時代に造られた”テレフォンベンチ”と呼ばれていたアイテム。
親しい友達と長電話したり、くつろぎながら会話を楽しんだりと日々の暮らしを豊かにしてくれるそんな家具ということですね。
今日はそんなノスタルジックで心温まる家具についてお話させていただこうかと思います。
是非そんな古き良き時代に思いを傾けながらご一読頂けると幸いです。
古き良き60年代のライフスタイルを現代に。
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G-PLANと並び英国ミッドセンチュリーを牽引したブランド『 NATHAN Furniture』。
その歴史は深く、1916年にイギリス ロンドンでロシア出身の"バーネット・ネイサン"が手作りの家具を製造したことに遡ります。
1954年ニュー ヨークで開かれた家具展覧会においてイギリスを代表するデザインとして選ばれて一躍有名になり、当時世界的に大流行していた北欧デザインにインスパイアされた自然の素材感を活かす温もり溢れるチーク材の家具を世に多く輩出してきました。
このベンチはそんなNATHAN Furnitureが1960年代の僅かな期間に製造していたテレフォンベンチとなります。
チーク材の綺麗な杢目を活かしたシンプルなデザイン、木のぬくもりを随所に感じさせるディテールは、暮らしにそっと心地良さをプラスしてくれそうです。
着座時にすっと目に入る天板の杢目も綺麗で、思わず手で撫でてしまいそうな自然の温もりを感じる事ができます。
当時はここに固定電話を置いておりましたが、現代ではお気に入りの観葉植物や、飲みかけのコーヒーカップ、読書にひといきついた時の本置きなど、現代のライフスタイルでも様々な用途で活躍してくれそうですね。
またちょっと腰をかけるにはちょうどいい硬さのレザーシートはリビングやベッドルームだけでなく、エントランスや店舗什器など様々な場所で利用可能。
寛ぎすぎない心地良さがここにはあり、ひとやすみなどにジャストフィットしてくれそうですね。
更には収納力も充実しており、椅子の下や天板下に様々なものを収納する事が可能で、これ一台で椅子、テーブル、収納の3つの機能を有しているという事にも驚きを隠せません。
古き良き60年代に生まれ、数々の人たちの暮らしにぬくもりと楽しいひと時を提供してきたかと思われる NATHAN Furnitureのテレフォンベンチ。
歴史を刻み風合いを増したチーク材の飴色、時代の流れで人々の記憶から忘れ去られていくその形は、ノスタルジーな雰囲気を纏いながら唯一無二の存在感を放っております。
是非、そのぬくもりとビンテージならではの空気感を現代のライフスタイルに取り入れてみてはいかがでしょうか。