Ny chair X
rocking chair
「きゃんぷぁい」。
youtuber ”伊豆のぬし釣り やまと” さんは、そう呪文を唱え、とんでもない度数のアルコールを口に運びキャンプをスタートさせます。
あまりに幸せそうに吸う(吞む)その姿を見て私もキャンプの虜になり、最近だと道具に拘りたいと思い始めました。
酒を更に美味しくする道具は何か。
それはチェアだ。
そう思った矢先、最強の一脚が用賀店を訪れ、私を虜にしました。
今回はその最強の一脚をご紹介。
私のようなアウトドア好きにも、インテリア好きにもおススメしたい逸品ですので、是非ご覧ください。
道具のように。
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デザインを手掛けたのは日本のインテリアデザイナー、新居猛氏。
「座り心地を落とさず、とにかく安く、道具のように役に立ってこそ椅子」という信念のもと、「多くの人から愛されるカレーライスのような椅子づくり」を目指しました。
座りやすい椅子をコストをかけずに作るという姿勢を生涯貫き、その信念を具現化したものが現在にも残る、こちらのニーチェアです。
”Nychair”の名付け親は、監修もおこなった島崎信氏。
建築家、デザイナー、武蔵野美術大学名誉教授など多くの肩書きを持ち、北欧のデザインや考え方を日本に広めてきた第一人者と言われています。
そんな同氏は、「よい椅子の条件として、1.座りやすいこと。2.丈夫なこと。3.軽いこと。4.価格が妥当なこと。5.フォルムが美しいこと。さらに、折りたたんだときの美しさや安定感があること。」
と独自の基準を持ち、「ニーチェアエックスはこの6つの条件をすべて兼ね備えた椅子」と絶賛したそう。
シンプルな形の発想の源は、映画監督が座るディレクターズチェアからと語られています。
この軽く持ち運びしやすいディレクターズチェアの魅力を、屋内・屋外でも生かせるようにと作られました。
休息の時間にふさわしいよう、座面の傾斜などを緻密に計算し現在の形が完成しました。
畳約一畳分のスペースに置くことができるニーチェアエックス。
必要以上に場所を取らないデザインがくつろぎの空間を生み出します。
人間工学や住環境を考慮し計算されたシートや肘かけの高さ、背もたれの角度や生地の特性。
場所を取らないミニマムデザインながら、体を預けてもしっかり安定するよう計算されつくされた設計が、包み込まれるような座り心地にしてくれます。
折りたたみ可能で重さ約6.5kgと軽量なニーチェアエックス 。
折りたたんだ際の厚みは約15cm程と狭いスペースにも収納が容易です。
シンプルに構成されたニーチェアエックスはそれゆえに高いものづくりの技術が求められます。
肘かけやパイプの曲げ加工などの工程においても、「座り心地を落とさず、とにかく安く、道具のように役立ってこそ椅子」。
という新居 猛の信念を受け継ぎ、 一貫して国内での生産を続けています。
シート部分の布地は、明治時代から続く工場で生産された国産の一級帆布。
特別に織り上げた丈夫な生地で、職人の手により丁寧に縫製された着脱可能なシートは、全身の体重と椅子の構造を無理なく支えています。
屋内外問わず使用できそう。
そう思わせるのはおそらく素材の選択が絶妙だから。
肘掛の天然木のビーチ材と綿素材のシート、ステンレスフレームの組み合わせ。
木の温もりやファブリックはインテリア性を、金属やフォールディング仕様はアウトドア性を想像させます。
それらを取りまとめるシンプルで独創的なフォルム。
全てが完璧に融合したこの一脚は、1970年から現在に至るまでインテリア・アウトドアの両ファンを虜にし、世界中で愛され続けてきました。
今回入荷したのは、ロッキング仕様。
抜群のフィット感は勿論なのですが、魅力的なのがロッキング幅。
振られ過ぎない可動域は、煩わしさや落ち着きの無さを感じさせず、安心感と親近感をもたらしてくれます。
くつろぎの座り心地を叶える設計と、素材から加工までを国産で拘る物づくりを感じて頂ける逸品です。
様々なシーンや環境にも安定した座り心地を見せるニーチェアは正にロングライフデザインと言えます。
「座り心地を落とさず、とにかく安く、道具のように役に立ってこそ椅子」という信念のもと、「多くの人から愛されるカレーライスのような椅子づくり」を目指した新居猛氏。
他のチェアにはない親近感と安心感はここにあるのかもしれません。
私が、喉から手が出るほど欲しい一脚。
大切にご使用頂ける方に届く事を願っております!