Nils Holger Moormann
ES SHELF
ドイツのファニチャーブランド、ニルスホルガーモーマン社と同国出身のデザイナー、コンスタンチン・グルチッチとのタッグによって生まれたES SHELF/エスシェルフとなります。
9本のスティックと4枚のボードでデザインされたシンプルなシェルフデザインとなります。
繊細でユニークなシェルビングシステム
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コンスタンチン・グルチッチと言えば、皆さんも見聞きしたことのあるイタリアのマジス社のチェアワンやドリアデとタッグを組み、その他ヴィトラ社のコンテナ360、フィンランドイッタラ社のスタッキングタンブラーなど様々なプロダクトを輩出しているデザイナーです。ジャスパーモリソンのデザイン事務所で働いていた事も有名ですね。
こちらのエスシェルフは、前述したように、ボードに9本のスティックを差し込み、完成させるシェルビングシステム。
スティックはビリアードのキューのような形状になっていますので、ボードのホールに対して少し遊び(隙間)ができる仕様です。
その為、本体を組み立て時にお気付きになると思いますが、少しな斜めに傾斜した状態になります。それが前後左右を選べるシェルフです。
それにしても不思議な傾斜で棚板は常にフラットな状態です。
この形状をみて連想するのが、ピサの斜塔でした。実物や構造などの専門的な事は分かりませんが、似た原理なのかなぁと思いを馳せました。
確かにここ日本は地震大国で、多少のご不安もあるかもしれませんが非常に優れたデザインですので、そう簡単に倒れる要素はありません。
本格的なブックシェルフとしては、不安な部分もありますが、インテリアで飾り棚やCDなど軽量なものの収納には適していると思います。
デザインや建築・構造などがお好きな方には、興味深いアイテムです。今回はUSEDでやや使用感や棚板を留めるC型クリップが2個不足しておりますが、現状で展示していても問題ないので
ご自宅ならもっと安心して使って頂けると思います。一風変わったシェルビングシステム。是非お部屋のアクセントに取り入れてみませんか。