DWARF
MEISTER MS2 Sofa

半世紀以上経過した現在でもお洒落な印象を受けるミッドセンチュリーモダン。

通常のモダンデザインは時代によって流行廃りが見受けられるものの、ミッドセンチュリーに関しては常に高い評価を得ているマスターピースの様な物が多々存在します。

ここ日本でも柳宗理や剣持勇、長大作などといった様々なデザイナーが登場し、数々の名作を残していきました。しかし、90年代に入ってからもデザイナーが明記されていない、ハイセンスなミッドセンチュリーデザインのアイテムが誕生しました。

現代に生まれたジャパニーズミッドセンチュリーデザイン

1997年、東京目黒区にて「日本から発信するモダンデザイン」をコンセプトに創業した" マイスター / MEISTER "。2015年に惜しまれつつ閉店するも、インテリアショップ" ドワーフ / DWARF "店主がブランド事業を継承し、現在に至ります。

MEISTERの商品は全てMADE IN JAPANを徹底しており、職人の手によって生み出される高品質かつハイセンスなアイテムの数々は高い人気を博しています。

そんな同ブランドから創業以来販売されているロングセラーアイテム「 MS2 」2人掛けソファ。

イームズなどの影響を感じられ、1940～60年代のミッドセンチュリーデザインを彷彿とさせるオリジナリティ溢れるアイテム。シンプルさと複雑さの塩梅が絶妙な個性的なフォルムです。

背座フレームにはバスウッドとも呼ばれ、エレキギターの材料としてもよく用いられるシナ材の積層合板を使用。積層合板により耐久性が生まれ、断面もストライプ状になっている為、見た目にもアクセントを生み出します。

背座は傾斜している為、身体が自然とリラックスできる体勢に。背座クッションのウレタンフォームを固めにする事で着座時の安定感と立ち上がり時のストレス軽減を実現。適度な沈み込みもある為、長時間の使用でも身体が疲れにくい仕上がりです。

また、背座クッションには耐久性に優れた高品質なPVCレザーを使用。本革に近い風合いを持ちながらも汚れや水に強く、水拭きや洗剤を用いてクリーニングが可能な為、清潔に保ちながらご利用いただけます。

脚部の特徴的なスチール脚は軽やかな抜け感とシンプルな本体に個性を与えています。様々な異素材の組み合わせが美しく纏められた、ミッドセンチュリーデザインの魅力を体現されたアイテムです。

ミッドセンチュリーやスペースエイジ、モダンテイストや北欧テイストなどといったシーンを選ばない取り入れやすさも魅力的。

ソファを壁付けにされる方が多いと思われますが、後ろからのシルエットも大変美しいのでスペースに余裕がある方はお部屋の中央とかに置いてみるのもオススメです。

時代や流行に左右されず、30年近く愛され続けているMS2。

まるでデザイナーズアイテムの様な風格は、これから先もジャパニーズミッドセンチュリーデザインのアイテムとして評価され続ける名作の予感がします。