ドレクセルヘリテイジ DREXEL HERITAGE トライユン TRIUNE ワードローブ ~技術大国『日本』のドレクセル~

UPDATE: STAFF:桃太
ドレクセルヘリテイジ DREXEL HERITAGE トライユン TRIUNE ワードローブ ~技術大国『日本』のドレクセル~

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DREXEL HERITAGE TRIUNE series Wardrobe

クラシック家具の最高級品と名高い DREXEL HERITAGE (ドレクセルヘリテイジ)はノースカロライナ州を拠点とし1903年に創業したアメリカを代表する老舗高級家具メーカー。 本日ご紹介するのは、中でも装飾性と品質の高さから人気の高いTRIUNE (トライユン)シリーズのワードローブです。

技術大国 『日本』 のドレクセル

アメリカ文化のルーツとなるヨーロッパの伝統様式を取り入れつつ、自由の国アメリカならではの発想力が融合し、高度な加工技術を持つ職人の手仕事により家具製造される由緒正しきファニチャーブランド”DREXEL HERITAGE”。 社名は英語で「高級品」を意味し、その品質の高さからホワイトハウスでも家具が採用されている事で知られています。 >>この商品の詳細を確認する 今回ご紹介するTRIUNE (トライユン)はドレクセルから正式なライセンスを得て、1967年より大阪の大丸木工(現 J.フロント建装)で生産が開始されたシリーズ。 日本の家具職人の技術力は世界を唸らせ、日本製ドレクセルは「米国製を上回るもの」とアメリカの専門家からも高く評価されています。 18~19世紀のイタリアのスノビズム(貴族趣味)の時代をテーマに製造されており、重厚一辺倒ではなく、ディティールの加工処理や細工に至るまで、本物志向のユーザーを満足させる逸品です。 主材として使用されているのは世界三大銘木のひとつ” マホガニー材 “。 柔らかく加工し易い木材で、機械量産技術のない大昔から、宮殿や豪華客船の装飾、また大寺院の彫刻等にも使われてきました。 現在はワシントン条約により取引に規制のある希少な木材でもあります。 内部背板にまでマホガニーを使用する等、贅の限りを尽くし、ヨーロッパの伝統的デザイン要素を汲んだトラディショナルデザインのワードローブ。 前述の通り、『日本製ドレクセル』であるTRIUNEシリーズは、手狭な日本の住宅事情等を考慮した造りとなっております。 扉は3枚に見えますが、うち2枚は繋がった折れ戸。 扉を完全に開かずとも中央の扉を開けてスライドするだけで簡単に中の洋服が取れる、使用者に寄り添った構造で、これにより内部下段に備わった引き出し収納も圧倒的に使いやすくなっております。 小物の収納に便利な広々とした2杯の引き出し収納にネクタイ掛け、さらに扉内側には姿見も備わっており、他の家具を置く必要がなくなる分、省スペースにも一役買っていると言えるでしょう。 近年クローゼットが付いたお部屋が増えましたが、やはりそれだけでは収納が足りなかったりすることも。 かといって需要の少なさから、中古市場でもデザインの良い物には中々巡り合えません。 そういった意味では、実用性の高さとデザイン性の両方を兼ね備えたこちらのワードロープは大変優秀であると思います。 残念ながら2019年にライセンス契約の終了とともに、日本国内でのドレクセル家具の生産は終了している為、『日本製ドレクセル』は今後中古市場でしか入手する機会が無くなってしまいました。 今後、流通する頻度も減っていく一方となると思われます。購入をお考えだった方は是非ご検討下さいませ。

ドレクセルヘリテイジ DREXEL HERITAGE トライユン TRIUNE ワードローブ ~技術大国『日本』のドレクセル~

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