DREXEL HERITAGE
Cameo Classics EX Table
私たち一人一人の生い立ちから地球の成り立ちまで、そこにはさまざまな背景や歴史が複雑に絡み合いはるか遠い昔から今日まで綿々と紡がれています。
人々の営みがそうであるように家具のデザインもまたその風土や歴史によって異なり、それぞれが違った魅力を持って各地で親しまれています。
本日ご紹介するアイテムはそんな"ルーツ"を受け継ぎながら、オリジナルのデザインへと落とし込んだ秀逸な一台です。
ルーツを受け継ぐということ
ヨーロッパの古典的なエッセンスを受け継ぎながら、独自のクラシカルな家具デザインでアメリカを代表する高級家具ブランド「ドレクセルヘリテイジ DREXEL HERITAGE」。
ノースカロライナ州で1903年に"ドレクセルファニチャー Drexel Furniture Co."として設立され、1956年に当時の米国で総張椅子のトップシェアを誇った"ヘリテイジ HERITAGE"社を統合したことで"DREXEL HERITAGE"が誕生しました。
こちらは同社の「キャメオクラシックス Cameo Classics」エクステンションテーブル。
古代ローマから続く"カメオ"の名の通り、ロココ様式を元にしたイタリアの古典的なデザインを今に伝える一台です。
オーバル型の天板にスリムな脚を備え、デコラティブな気品とスタイリッシュさを兼ね備えたスタイル。
主材には三大銘木として知られるマホガニー材をぜいたくに使用しており、赤みがかった木肌とマホガニーならではの光沢で気品と重厚感のある味わいに仕上げられています。
チェス盤を彷彿とさせるチェックパターンの天板には主材のマホガニーに加えてウォールナット材が用いられており、きめ細かいマホガニーと力強いウォールナットの杢目を一目にお楽しみいただけます。
脚にはろくろ装飾や柱頭を思わせるクラシカルな装飾があしらわれているものの、テーパーがかかったシルエットや直線的な彫刻など細部のディティールでエレガントながらもスッキリとした印象にしています。
エクステンション機能は天板下のレバーを引くことで使用でき、追加で天板を2枚まで差し込むことが可能です。
幅約171cmから230cm、最大で289cmまで延長することができ、普段は家族の団らんを支えるダイニングテーブルとして、来客の際は天板を広げて8人までの食事スペースを備えるなどクラシカルなデザインでありながら機能性も申し分ありません。
ルーツとなるヨーロッパのデザイン様式を受け継ぎながら、新たなアメリカンスタイルへと昇華したドレクセルヘリテイジの「キャメオクラシックス Cameo Classics」エクステンションテーブル。
木の風合いを活かしたクラシカルなディティールを散りばめつつ、洗練されたスリムな造形でヨーロピアンテイストからモダンスタイルのお部屋まで様々なインテリア空間に高級感を演出してくれる一台です。
クラシカルなデザインと優れた機能性を兼ね備えた逸品、お探しだった方はこの機会をお見逃しなく。