driade
Groove Ⅳ Low board
ミラノにて1968年に設立された家具ブランドdriade(ドリアデ)。
フィリップスタルクや深澤直人、ロンアラッド等、各国の著名なデザイナーとのコラボレーションによって生み出される前衛的なデザインのアイテムは、世界中の人々を魅了してきました。
今回ご紹介するこちらのローボードもドリアデらしいユニークなデザインとなっております。
シンプル&スタイリッシュ
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パリコレに次ぐ規模のファッションショー『ミラノコレクション』の開催地であり、商・工業、観光の街としても世界的に有名な都市ミラノ。
毎年4月に開かれるミラノサローネ(国際家具見本市)やデザインウィークの開催地としても知られ、日本を含む各国の企業が新作を携えてそれに参加しています。
強豪ひしめくデザインの都で生き残ってきたドリアデのデザインは常に挑戦的。
固定概念に囚われないアイテムの数々は、毎回新鮮な感動を与えてくれます。

こちらのローボードは合板のボディにプラスチック製の前板が付いた6ドロワータイプ。このスペースエイジを感じるデザインは、好きな人には物凄く差さりそうです。
しっかりした造りで非常に重厚ですが、ストッパーの付いた4輪キャスターが備わっており移動も簡単。スライドレールも滑らかで、非常に使い心地が良い点も魅力的です。
また、この抽斗は底面裏についたハンドルを引きながら持ち上げることで簡単に取り外しも可能。海外メーカーの製品はそもそも引き出しが外れない物もある中、見えない部分にまで丁寧に作り込まれているというのは、ただの『奇抜なデザイン』で終わらないドリアデの情熱を感じます。

デザイナーのChristian Ghion(クリスチャン・ギオン)は、ディオールやゲランの香水の瓶や国立装飾美術館、そしてカルティエ(Cartier)財団における展示会の演出、内装、家具のデザイン等を手掛けた人物。
リーンロゼやアレッシィでも製品のデザインを行なっており、いずれも斬新なフォルムのものばかり。圧倒的なデザインへの自信とセンスが伝わってきます。
ポケットナイフなんかの小物もデザインしていますが、これもまたスタイリッシュ。

同氏が手掛ける全てのアイテムに共通しているのは、シンプルながら有機的な『線』を持っていること。
前板は自動車のボディのように絶妙なカーブを描き、それがシームレスに把手へと繋がっています。
直線的なフレームに相反するように丸みを帯びた形状は、スペースエイジアイテムの中でもとりわけ根強いファンの多いレイモンド・ローウィデザインのチェストを思わせますね。

無駄がなく実用性に優れたイタリアモダンデザインを牽引してきたドリアデのローボード。国内中古市場での流通量が少ない希少な逸品です。
残念ながらこちらは既に販売済みとなりますが、弊社にて高価買取も行っております。ドリアデの製品をお持ちの方は是非とも弊社にご相談下さいませ♪
お買取りについてのご相談は
こちらからどうぞ。
