THONET S35

本日は、肘掛けからベース、座面から背もたれと1本のスチール製パイプで構成したカンチレバー構造が心地良い撓りを生み、浮遊感のあるソフトな座り心地を実現する、ドイツ" トーネット / THONET "社『 S35 ラウンジチェア 』のご紹介♪

モダニズムの父マルセル・ブロイヤーの傑作

>>この商品の詳細を確認する " トーネット / THONET "社は1819年創業、世界で初めての曲木椅子「NO.14」を開発した事で有名なドイツの伝統的老舗家具メーカーです。同作は鋼管家具デザインの草分けとして知られるハンガリー生まれの工業系デザイナー、マルセル・ブロイヤーにより1930年にデザインされました。 マルセル・ブロイヤーと云えば、それまでチェアデザインの主流だった4本脚という既成概念を崩し、当時の人々に衝撃を与えた彼の代表作「ワシリーチェア」が有名。あまりに前衛的であった為、最初は高い評価をされませんでしたが、バウハウスで親交の深かった芸術家ワシリー・カンディンスキーが高く評価した事により、その名が命名されました。 >>この商品の詳細を確認する ワシリーチェアと同様「S35」もポリッシュドクローム仕上げが施されたスチールパイプを使用。その美しい輝きが一層高級感を引き立てています。スチールパイプのカンチレバーの開発はバウハウスと共同で進められ、その試作の殆どはトーネット社が手掛けました。マルセル・ブロイヤーはじめ、ル・コルビュジエ、フランク・ロイド・ライトと並ぶ近代建築の三大巨匠のひとりミース・ファン・デル・ローエや、オランダの建築家マルト・スタムらもそれに関わっています。 カンチレバー特有の撓りが着座の際の衝撃を吸収・分散。無機質で強靭な金属フレームを使用しながら、見た目の印象と相反する柔らかな着座を実現してくれます。 >>この商品の詳細を確認する 背座のシートには厚手の高級本革を使用し、確りと縫われたステッチも目を引きます。ブラック色塗装されたウッドフレームスチールフレームの光沢との組み合わせにより、メリハリの利いた都会的な雰囲気を醸し出しています。 >>この商品の詳細を確認する モジュール構造と単一形態を重視したバウハウスデザインを象徴する名作チェア。経年変化により時代を感じるビンテージ品になります。1脚のみの在庫となりますので、是非この機会にご検討下さい。ご注文はお早めに♪