Toledo
Vintage Steel Cabinet
Transforming Typewriter Desk
実用性や利便性を追求した工業デザイン。
作業する人の使い勝手を考えて生まれた機能やギミックが、狙ってもいないカッコ良さを生み出しているケースがあります。
その中でも特に変形や可変というギミックは心を擽るものがあり、ロボットアニメなどでも見られる人型から飛行機型に、車が人型に、といった変形はどういう動きを経てこの様に形を変えるのか?その仕組みが分かった際の感動は非常に大きいものです。家具でもそのようなアイテムがあれば非常に浪漫がありますね。
可変、変形、浪漫

1930年代にアメリカ、オハイオ州で創業のスチールファニチャーメーカー" トレド / TOLEDO "社。当初は自転車の修理屋だったのが工場の発達から工業用や作業用の製品を製作。
特に有名なのは製図用チェアで、360°回転する木製の背座、スチールのフレームと脚部、レバーでの高さ調整や円形のフットレスト、特徴的な脚部のチェアは見たことがある方もいらっしゃるはず。唯一無二の高いデザイン性で高い人気を誇り、様々なブランドから現在でもリプロダクト品が作られる程です。

そんな同社で製造されていたタイプライターデスク。この写真を見て、タイプライターデスク?と思われるはず。その説明は後ほど。
この状態はスチールキャビネットとなっており、金属の蛇腹扉をシャッターのように上下させる事で開閉。スムーズな開閉動作とその際手に伝わる蛇腹の感触が非常に魅力的。手の込んだ造りが感じられ、工業製品としての美しさを感じさせます。

そして、シャッターを最後まで開け、左右側面を展開させる事でタイプライターデスクへと変形。キャビネット状態とは全く異なるフォルムは可変ギミックの浪漫を感じさせてくれます。
全体が金属の質感だったキャビネット状態からデスク状態になることで木製天板となり、経年変化した異素材の組み合わせは非常に渋い仕上がりに。


左右異なる高さの天板は低い方が約66.5cm、高い方は約75cmと、様々な椅子と合わせた際にも扱いやすい高さに。
広くなっている低い方の天板は作業の際にメインで使い、高い方はその作業で使う物を置いておく為に使うのがオススメ。高くなっているので作業中の接触でアイテムが転落するリスクを防ぐことが出来ます。
また、中央にはシェルフが備わっており、ファイルやプリントなどを収納可能。無駄がない使い勝手の良さは高い実用性を感じさせられます。

脚部も固定脚とキャスターの切り替えが可能で移動と設置が非常に楽ちん。
スチールの工業製品でありながら脚部の抜け感が大きい為、圧迫感を感じにくくスッキリとした軽やかな印象を持たせています。

素材の質感、機能と使い勝手、選べる使用方法、変形ギミックといった数々の魅力が詰まったアイテム。デザイナーアイテムとは異なる、工業製品ならでは高いデザイン性を持っています。
実用のみならず、店舗什器としてディスプレイ用でご利用いただくのも非常にオススメ。手で触れる事で分かる良さが詰まったタイプライターデスクです。











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