TRUCK FURNITURE
MOLE DESK
素材の選択から加工。
丁寧に施される仕上げ。
そして人の手が加わることで増す風合い。
素材感を活かしたシンプルを追求するということは判りやすい名前をも削ぎ落すという事でもあります。
しかしトラックファニチャーはそうではありません。
素材の杢目だけでどこが手掛けたのかを判別させるブランドは他にないはず。
今回ご紹介させて頂くのは素材と造りで判らせる力強い逸品です。
シンプルな格好良さ
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流行に流されず、自分たちが欲しいと思う家具を作り続けるトラックファニチャー。
実用的な道具として毎日使う家具としてのプロダクトに纏う強い拘りは創業より多くのファンを魅了し続けています。
今回ご紹介させて頂くのはトラックファニチャーが手掛けるデスク。
「MOLE DESK」です。
一切の無駄を省いた直線のデザイン。
それにより引き立つナラ材の力強い杢目と節。
更にそれらを引き締めるマットブラックのレザー天板。
目立つ仕様があるわけではありませんが、だからこそこのデスクの良さは細部に宿ります。
アラレ組によって組み上げられた天板角部。
トラックファニチャーらしい手法ではありますがこの木組みが作りの良さと強度、技術、見た目の美しさのすべてを与えています。
異なる杢目が噛み合うこの箇所はものづくりへの姿勢を象徴するディティールでもあります。
天板に用いられているのは北米産原皮の最高ポンドの北米産原皮。
鞣しには深みと強度を与える天然のベジタブルタンニンが採用されています。
新深くまで染められている為、使用時に付く傷をも味へと変えるタフさも魅力的。
気兼ねなく使い続けることが出来ます。
今回入荷したMOLE DESKはオーダーアイテム。
オリジナルアイテムと比べ奥行が抑えられており非常に使いやすい仕様となっております。
天板下の2杯の抽斗も魅力的。
雑多になりがちな机上を常に清潔に保つことが出来ます。
選別された力強い素材と加工法、そして仕上げ。
使われる度に付いてしまう傷や汚れをも風合いへと昇華させるトラックファニチャーの家具は全ての要因が生みだした素晴らしい結果といえます。
人の生活が加わることでよりより良質な家具へと育つ、シンプルな格好良さを持った逸品のご紹介でした。