TRUCK FURNITURE
OAK IRON-LEG LOW TABLE
こんにちは。学芸大学店の本日のブログでございます。黄瀬徳彦さんと唐津裕美さんによる、流行に流されない長く使い続けたくなるシンプルなスタイルが人気の“ トラックファニチャー / TRUCK FURNITURE ”。様々なブランドが色々な家具を発信していく中で、この変わらないシンプルなスタイルの魅力とは一体なんなのでしょうか。本日ご紹介させていただくのはそんなトラックファニチャーの“ OAK IRON-LEG LOW TABLE ”。味のある荒々しいオーク材の天板と雰囲気のあるアイアンレッグが特徴的な逸品となります。
好きだから置く、使う
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分厚いオークの天板にスッキリと生えたアイアンの脚。重くなり過ぎない重厚感のバランスが良く取れたこちらのテーブルですが、見た時に少しびっくりしました。

というのも、見てわかる通り天板は荒々しい節や割れ、段差があってどう見ても使いづらそう。と、個人的には思ってしまったのですが、そこがこのテーブルの良いところでした。

少しテーブルから話は逸れますが、黄瀬徳彦さんは『好きなモノしか置かない』という考えの元、周りに集めたものは好きなモノしかないそうです。すごくシンプルな考え方ですよね。当たり前といえば当たり前ですが、しょうがなく使っている家具とかって実は結構ありませんか?好きなモノだけ置くって意外と実践するのが難しいんです。

黄瀬さんはあまり好きでは無い家具も自分の好きなようにスタイリングやカラーリングをするようです。このこだわりは「人から見られるから」ではなく、あくまで自己満足なんだそうです。すなわちトラックファニチャーはシンプルに黄瀬徳彦さんと唐津裕美さん両名の、「好き」を体現した家具を造り、そのスタイルを楽しむブランドなのです。

さて、そう考えてこのテーブルを見ると、使いづらそう、なんていう私の感想は意味が無いんです。もちろん他の家具にも言えますが、このテーブルは置いてみるだけでライフスタイルを魅力的に変えてくれるところが魅力のものなのです。沢山触ったり、日焼けさせたり、使い続けて自分だけのいい味を持った家具になってくれるので、長期にわたって使い続けたくなるのでしょう。

このテーブルを好きな方は多いはず。言ってしまえば似たようなデザインの物は溢れています。しかしながら当たり前ですが、絶対的に違うのはこれが唯一無二のトラックファニチャーのものだという事です。家具を買う際にどんなテイストでまとめようとか、派手すぎるとか地味すぎるとか色々考えてしまうと思いますが、このテーブルに関してはいっそシンプルに「トラックファニチャーが好きだから置く」というのはいかがでしょう?長きにわたって使える質の良さや独自の肌ざわりなど、こんなに愛着が湧きそうなものなかなかありません。こんな時代だからこそオススメしたくなる逸品でした。
