Danish Vintage
Tile Top Nest Table
太陽のようでお花のようでもある。規則的なのに不規則のようにも見える。本当は3色なのにたくさんの色が入り混じっている。
なんて、なんだかなぞなぞみたいですが決してクイズではありません。
不思議な魅力を放ち、見る者を引き込んでしまうネストテーブルのお話です。
渋さと可愛さのハーモニー
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タイルの歴史は古く、最古のものは古代エジプト。あのピラミッドの地下から発見されたそうです。
昔から壁や床材として用いられ、数々の建物を彩ってきたタイル。実はその堅牢性から保護材の役割も果たしていました。
もちろん割れたり欠けたりすることはありますが、それでも熱にも火にも水にも強く、お手入れもしやすいのが最大のメリット。
もともと劣化や変質、変色のない素材。加えて色やデザインが豊富。となれば、家具にも取り入れたくなるわけです。
中でも一番タイルの美しさを生かせるテーブルは、いわゆるタイルトップと呼ばれるタイル張り天板に出会うことが多々あります。
1枚のタイルが大胆に貼られているもの、モザイクタイルが装飾をなすもの、そして天板全体がタイルに覆われているもの。
とりわけ、ネストテーブルは天板の数が多いだけあってデザインもさまざま。今回は全面タイル、しかも3台ともすべてにびっしりと敷き詰められています。
北欧はデンマークのビンテージ家具でありながら、どこか異国情緒を漂わせるのはこのタイルのおかげに他なりません。
カラフルでダイナミック。でもちょっぴりくすんだ色合いとローズウッドの深い杢目が作り出す渋みが落ち着きを与えます。
何よりもまずタイルの華やかさに目を奪われてしまうのですが、フレームにチークではなくローズウッドを使うセンスがまたたまりません。
重ねたままでも単体でもそれぞれ別々の場所でも使えるネストテーブルの使い勝手の良さは、もはや説明不要でしょうか。
そんな汎用性の高い家具がとびきりの可愛いをまとった北欧ビンテージの1台。しかもこちらはしっかりと大きさがあるので、使うシーンがさらに広がりそうです。
北欧らしいような北欧らしくないような個性的なタイルトップに心惹かれて。渋さと可愛さのハーモニー、これはもう反則です。