Danish Vintage
Kneehole Desk

コーア・クリントやハンス・J・ウェグナーをはじめ、多くのデザイナーが数多の傑作を世に送り出したことで高い人気を誇る北欧モダンデザインの家具。

余分な装飾を削ぎ落とし、確かな機能性と狂いのない精緻な造形、素材の風合いを活かしたデザインはどれもタイムレスな魅力に満ち満ちたものです。

本日はそんな北欧モダンデザインがぎゅっと詰まったデスクが入荷いたしましたので、ご紹介いたします。

機能美の裏に隠された遊び心

こちらが本日ご紹介する北欧、デンマークビンテージの両袖デスク。

残念ながら詳しいメーカーやデザイナーは不明なものの、北欧デザインならではの洗練された無駄のないスタイルが美しい一台です。

このデスク最大の特徴とも言えるのがその背面、一般的なデスクとは異なり、正面の収納だけではなく向かって奥側にもシェルフを備えています。

そのため、一般的なデスクのように壁に付けた配置も可能としながら、空間の中央にレイアウトしてデスクのシルエットを余すことなく活かすことができるようになっています。

背面の収納スペースに加え、前面には両袖合わせて6杯の抽斗収納を備えており、大容量の収納スペースを確保。

無垢材を丁寧に削り出した把手は丸みのあるデザインで、直線的なデザインの中に温かみを感じさせるアクセントに仕上げられています。

引き出しには書類や筆記用具など、デスク周りでつい散らかってしまうアイテムを収納しながら、本やオブジェなどのコレクションを背面のシェルフにディスプレイすることもできる機能性と遊び心が嬉しいポイントです。

主材にはローズウッドを使用し、重厚感のある美しいスタイルに。

経年を重ねたことで深みを増し、赤みを帯びた木肌と杢目がシックな存在感を放ちます。

装飾を排し、直線的でシンプルな造形ゆえにローズウッドの風合いが際立っているのも、北欧モダンデザインならではの魅力です。

両袖のデスクかつ、約140cmの幅をもつこちら。一見すると圧迫感が気になるサイズ感です。

しかし、両袖の抽斗収納の部分を脚で挟み込むようにして、出っ張りのないシルエットにしているほか、収納を上部にまとめることで足元をすっきりとした印象に整えていることで、圧迫感を軽減した開放的なスタイルに仕上げられています。

タイムレスな魅力に満ちるデンマークデザインが実践された両袖デスク。

洗練されたデザインの中に確かな機能性が織り込まれた合理的な構造で、大容量の収納スペースを活かしながらインテリア空間にぴったりと馴染んでくれること間違いなしの逸品です。

落ち着きのある洗練されたミッドセンチュリーデザインでシックな雰囲気をプラスしてくれる一台、この機会にぜひご検討ください。