Danish Vintage
Single pedestal desk
「デスク」というと、まず思い浮かぶのは仕事のシーン。
なんだか堅苦しいイメージを抱いてしまいます。
しかし、デスクは一人の時間に没頭できる、パーソナルスペースでもあります。
仕事以外にも、趣味の時間も楽しめるような使い方が理想的ではないでしょうか。
それなら、もっとゆったりと安らげるようなデスクを。
ということで今回は、温もりを感じるデンマークビンテージの片袖デスクをご紹介いたします。
安らぎはデスクから
北欧らしい、すっきりとシンプルで洗練されたデザイン。
メーカーなどは特定できませんでしたが、1960年代ごろに生産されたものとみられます。
ドロワーは3段備えられているので、小物や書類など整理して収納が可能です。
シャープなドロワーで切り取ったようなデスク下の空間も美しく、スタイリッシュさを強調しています。
細部まで抜かりないデザインが確認できます。
せり出すように加工された取っ手のデザインや、緩やかなテーパードがかかった脚。
控えめなデザインのなかに、上品さが感じられます。
木材は、良質なチーク材をふんだんに使用しています。
北欧ビンテージ家具によく使用されるチーク材は世界三大銘木のひとつ。
赤みを帯びたブラウンときめ細かな杢目が美しく、さらに経年によって深みを増したチーク材の表情が味わえます。
天板も足元も広々とした印象ですが、全体的にはコンパクトなサイズです。
場所を取らずに設置できるので、お部屋に取り入れやすいのが嬉しい点。
シンプルなデザインと心地良い木の温もりから、どこか親しみを覚えるデンマーク家具。
ビンテージならではの魅力も相まって、より一層愛着が湧きます。
かしこまったデスクよりも、ほっとするデスクを。その雰囲気で、空間までもやわらかくしてくれそうです。