DCW EDITIONS LAMPE GRAS NO.215

2016年、西洋美術館が世界遺産登録され、最近は絵画展が開かれたりと、日本でも知名度を上げている建築家ル・コルビュジェ。 彼が好んで事務所や製図室に用いたことでよく知られる「Gras Lamp」。正規復刻品を取り扱う「DCW社」より「LAMPE GRAS NO.215」がここ自由が丘店に入荷致しましたのでご紹介させていただきます。

コルビュジェが愛した照明

デザイナーは「バーナード・アルビン・グラス」。1921年にデザインされた照明は、1927年にRAVEL社から「Gras Lamp」として製造されました。製造メーカーとの関係で一時は入手不可能となっていましたが、フランスの3人の熱心な支持者が2008年DCW社を立ち上げ、見事復刻されました。今回入荷したものはディテールまでオリジナルに忠実に再現したDCW社の現行品となります。 ここからはコルビュジェを多用しそうなので、コルさんと呼ばせていただきますね…笑 コルビュなどのあだ名はあったそうですが、日本人ならではということで。。さて、コルさんがなぜここまで「Gras Lamp」を愛用したのか。 それは彼が「純粋形態」・「初原的な形」を美しい形とする考えを持っていたからなんです。穀物用のサイロに影響を受けていたり、実際に設計している建築にも表れている感じがあります。 他にも好んで使っていた物として山高帽、THONETのNo.209、丸眼鏡、ヴォワザンの車、パイプ、蝶ネクタイなどありますが、どれも実に簡素な形をしていますよね！ シェード部分は純粋な円錐形。ベースも正円です。部分で見ていくと、円が多用されていることが分かります。 形だけみてもコルさん好み...！ スタンドバーが115cmあり、高さの調節が可能で、360度回転もし、シェードも好きな方向に設定することができ、フレキシブルなデザインでお好みの位置に光を当てることができます♪ 読書の際は紙面に直接当てることもできますし、壁や天井にシェードを向け洒落た雰囲気を演出してもいいですね。 アームのジョイントにはネジや溶接を一切使わず、クリップに挟まれた摩擦力だけで固定しているという画期的なディテールも見受けられます。これを約100年前にデザインしてるとは…すごいです。勝手な推測ですがコルさんが照明をデザインしなかったのは「Gras Lamp」には勝てないと感じたからなのではと思ったりもします。愛したと同時に嫉妬していたり、、？適度な明るさをもたらすシェード、使い勝手の良いアームに惚れ惚れします。 今回入荷したのはフロアランプですので、基本的に床においてのご使用になると思いますが、ベース部分の厚みが3cmと薄いのでソファの下にベース部分を入れて使用できます。コードは2m以上あるため好きな場所に置けますし、布で覆われているので切れにくく、悪目立ちしないです。スタンドは直径2cmと細いです。お色はブラックとまさにモダンでエレガントな見た目なので、使う場所を選びませんよ。 コルさんの写真を見て使い方を習ったのですが、天井に向けることをオススメされました！笑　使い方を創造させてくれるので飽きることがなく長くお使い頂けるかと思います。もし飽きたらGoogleで「Le Corbusier lamp」とでも検索してみてください。製図板には必ずと言っていいほど、そしてスイスの「小さな家」でも使われていたりしますよ♪ オシャレ伝道師コルさんからはまだまだ学ぶことがたくさんありそうです。 エレガントさを備えた機能美を象徴する照明は、現代の暮らしにもしっくり馴染みます。コルビュジェが愛した普遍的な照明はいかがですか？自由が丘店にて展示していますので、気になられた方はこの週末に是非ご来店下さいませ♪

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Item number: SD08-404

Size: W32 × D32 × H115~200 cm

Price: SOLD OUT-

詳しい画像やコンディションは

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