タイトル ~20世紀のデザイン業界を牽引した夫妻デザイナーの椅子~

UPDATE: STAFF:さかもと
タイトル ~20世紀のデザイン業界を牽引した夫妻デザイナーの椅子~

タイトル ~20世紀のデザイン業界を牽引した夫妻デザイナーの椅子~

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Herman Miller
Sideshell & Armshell Chair
Charles & Ray Eames

"チャールズ & レイ・イームズ Charles & Ray Eames"。
ミッドセンチュリーのデザイン界を牽引した最も重要なデザイナーと言っても過言ではないでしょう。

20世紀のデザイン業界を牽引した夫妻デザイナーの椅子

この2人は夫妻だったとご存じですか?夫は「チャールズ・オーマンド・イームズ」。そしてのちに妻となる「バーナイス・アレクサンドラ・カイザー」。レイという名前は子供時代の「レイレイ』に由来する。後年正式にレイ・カイザーへと改名したようですね!

さてさて、今回は、2人の最も有名なプロダクトのご紹介です~
見た事ない人を探す方が難しいんじゃないかと思うぐらい我々の生活に浸透し、愛されている椅子です。

1950年、金属製のシェルチェアを作ろうとしていたチャールズの前に新しい技術・素材が現れます。
それはガラス繊維で補強したプラスチックで金属よりも軽くて丈夫な上ローコストな素材FRPでした。
そして技術が発達したおかげで、この年イームズの代名詞とも言えるこのシェルチェアが誕生したのです!
昨今では、環境問題の視点から、FRPは殆ど生産されず、現存するFRP製の個体は貴重な存在と言えるでしょう!

■SideshellChair 2nd FRP エレファントハイドグレー ドゥエルレッグ

こちらは、2nd期と呼ばれる1955~1970年頃に製造された一脚。
なんといってもガラス繊維をふんだんに用いたFRP製のシェルがたまりません!
繊維の入り方は様々で、2つとして同じ表情の個体は存在しない所も魅力のひとつです。シェルの曲線は着座すると柔軟に体に沿い、見た目以上にしっくりとくる座り心地です。

■Armshell Chair 2nd FRP レッドオレンジ ドゥエルレッグ

こちらは、1960年代後半に生産されたと推察される一脚。
ガラス繊維の風合いの魅力はもちろん、このレッドオレンジのカラーもとても魅力的!最近の市場では、状態の良い個体が少なくなっているそうで、数あるカラーのなかでも貴重性のあります!
アーム付きでゆったり掛けれるので、イージーチェアやラウンジチェアの様な感覚で寛げます。

ビンテージの個体は年々減り、価格も高騰するばかり。デザイナーズアイテム初心者でも手にし易いのこのプロダクト達が、貴方のお気に入りの一脚になれば幸いです。きっと毎日の生活がちょっと楽しくなりますよ♬



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