naef
Rhombic
Naef(ネフ社)は、1962年創業のスイスの木のおもちゃメーカーです。
1958年に、家具職人Kurt Naef (クルト・ネフ)氏が、家具を作る傍ら、現在も同社の人気商品である「ネフスピール」を制作したのがきっかけとなり、1962年に創立しました。
子どもだけでなく大人も虜に。新しい世界に出会える玩具
Naef製品が世界中で愛される理由の一つに、製品のクオリティの高さがあります。
妥協することない製品作りへのこだわりは、オートメーション化が進む現代のもの創りの中、多くの工程を職人たちが手作業で行っています。
その精神は、日本の職人たちの「もの創り」へのこだわりにも通ずるものあります。 Naef社のファンが、日本に特に多く存在する理由の一つは、そのような理由があるからではないでしょうか?
Naef製品が愛される、もう一つの大きな理由は、製品の美しさです。
インテリジェント構造(知的構造)、色、最適な木の選定。
それらをこだわり抜いて、職人がゼロから生み出す製品は、ため息が出るほど完成度が高く、子供達の感性を大きく高めるのはもちろん、大人の趣向品としても耐えうるほどのクオリティを誇ります。
こちらのRhombicも例外ではありません。「rhombic」という単語は「ひし形の」とかいう意味で、黒いパーツ2つが成す四角形が「ひし形」であり、合同なひし形12個で作られるこの形は「rhombic dodecahedron 菱形十二面体」と呼ばれています。
圧縮されたときに楕円を断面として円筒を作り、その際、端部は円形、平行または反平行を維持します。こうして作られた部分を組み合わせて柔軟な構造を作り出します。
木製の為少し重量を感じますが、変形に必要な力は程んどいらず、その形状を理解すれば驚くほどスムーズに操ることが出来ます!触れていると、ついつい夢中になって手で転がしてしまいます(笑)
玩具に対する創り手の想い。そして製品の美しさやクオリティ。玩具の枠を超え、そのものがインテリアとしての価値をもつ逸品だと感じます。