DCW EDITIONS
LAMPE GRAS NO.205
今回は、2008年に設立されたフランスのインテリアメーカー”DCW EDITIONS”による、洗練されたデザインのデスクランプ『LAMPE GRAS NO.205』をご紹介します。
アイデアを生んだアイデア

1886年生まれのフランスの建築家兼デザイナー“ベルナール・アルバン・グラス Bernard-Albin Gras”は、1921年にシンプルで機能的なオフィス向けのランプをデザインし、それはのちに彼の名をとって『GRAS』lampと名付けられました。ネジや溶接を一切使用しない独自の構造やディテールは当時のフランスで革新的なものであり、近代建築の巨匠 ”ル・コルビュジエ”をはじめ、さまざまなアーティストを魅了したことで知られています。

2008年、この「GRAS」lampの再生の権利を3人の熱心な支持者が獲得し、DCW社を設立しました。そうして同社は、彼らが愛した”Gras Lamp”の全てを忠実に再現し、この『LAMPE GRAS』を発売したのです。設計されてからおよそ100年が経ちますが、今日までどれほど愛されてきたのかがよく分かりますね。

前述したとおり、ネジや溶接は一切使われていません。精密に設計された可動域の広いアームは、限られたスペースでの複雑なライティングさえも容易にこなしてくれます。かつて多くの建築家やデザイナーがデスクランプとして愛用していたのも納得のデザイン。


何とも魅力的なのがアームの根元。接続部分がボールになっていて、上部のアーム全体をぐるっと動かせてしまいます。ライティングは自由自在、無限大と言ってもいいでしょう。
機能性だけでなくこの見た目も大きな魅力。洗練された無駄のないデザインに、きらりと輝くシルバー。シンプルなテイストのお部屋に置けば、よりスタイリッシュな雰囲気にしてくれそうです。お仕事部屋のデスクランプにすれば、カッコ良すぎて仕事のやる気が止まらない!

実用性を追求し設計され、長く愛用されてきたランプ。このランプの下で、これまでどれほどのアイデアが生まれてきたのでしょうか。
今日も机に向かって作業をする、そんな方に。頑張るあなたを、傍でずっと照らしていてくれますよ。











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