artek
Dining table 82A & Chair69
「建築は家具と補い合って完成するものだ」という考えのもと、生涯200を超える建物を設計したフィンランドの巨匠アルヴァ・アアルト。
自身が設計した建築に合わせて家具デザインを行ううちに、合理性を考えたパーツのスタンダード化、新しい曲げ木の技法の開発など、量産を念頭に置いた先進的な考えを取り込まれた家具を次々と世に放ちました。
時代や空間が変わっても愛され続ける名作

北欧モダンを代表するインテリアブランド「アルテック」。1935年、アアルト氏が自作の家具を販売するために設立して以来、90年以上経った今でも世界中で愛され続けています。
今回入荷したのは、「ダイニングテーブル 82A」、「チェア69」。アアルト氏最大の発明とも言われる「L-レッグ」が魅力を放つ名作です。

1933年に発明された「L-レッグ」、通称「アアルトレッグ」。木に数カ所の切り込みを入れ、接着剤に浸した細長いベニヤ板をはめ込み、垂直に曲げるという技法で作られたもの。
今となっては有名な技法ではあるものの、当時としては画期的でとても斬新。それまで北欧で主流だった重厚感ある家具のイメージを一新しました。

曲木だからこそ表現できる美しい曲線的なフォルムは、安心感と安定感があり、柔らかく温かみのある印象。
脚部に限らず、天板縁やそれぞれのパーツは丁寧に面が取られているため触れ心地も優しく、空間全体の雰囲気を和ませてくれます。

無駄な装飾を必要とせずとも道理にかなった構造は、時代に流されることなく愛され続ける普遍的で洗練されたデザイン。
家具としての主張ではなく、その空間に共存しているような独特な存在感を感じさせ、心地よく佇んでいる様に感じます。

アアルト氏の家具といえば北欧の視点で捉えられがちですが、バーチ材の温かい色合いと優しいフォルムは、あらゆるライフスタイルに心地良く馴染み、どこにあっても独自の存在感を放ちます。
圧倒的な快適さ、シンプルで明快な構造とデザインが、長年世界中で愛されている理由なのでしょう。











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