Soren Willadsen Modus 2 Seater Sofa
見るアートと使う家具。なんとなくそう区別しているのは私だけではないはず。 ところが、「家具の彫刻家」とも称されるフィン・ユールの家具はどうでしょう。 つい先日、祖師谷大蔵店にブワナチェアが入荷し、久しぶりに氏の作品を間近で見ること機会があったのですが、思わず手を止めて見入ってしまう程の美しさに改めて圧倒させられました。 そんな芸術的な美しさを放ち、椅子としての機能にも長けた家具。アートと家具の要素をどちらも愉しめる家具がここにもあります。暮らしに寄り添うアートピース
>>この商品の詳細を確認する
(アーキテクトメイドのバードは、既に販売済みとなっております。)
デンマーク生まれのデザイナー、Kristian Vedel(クリスチャン・ヴェデル)。
モダンデンマークデザインの父と称されるコーア・クリントのもとで学び、バウハウスからも影響を受けたと言われています。
主にプラスチックと木材など素材が持つ性質を理解し、それらを活かした機能的なデザインが特徴。
インプションにも何度か入荷した、あの愛くるしいバードと同じデザイナーだったとは見当もつきませんでした。
今回ご紹介するModusシリーズが発表されたのは1961年。世界的な高度経済成長を背景に、大量生産を視野に入れたデザインに移行していった時代。
世界に向けてハイエンドな家具が生み出された頃との転換期に生まれたこちらは、希少木材であるローズウッドや上質な本革を使用した北欧家具らしい高級感を残しながら、モールドウレタン成形のアームと背クッション、羽毛入りの座クッション、シート下のハイテンションネット構造など、今見てもチャレンジングで斬新なアイディアが随所に散りばめられています。
こちらのセパレートソファの他に、イージーチェアやスツール、コーヒーテーブルなどが展開されたモジュール式となっており、クリスチャン・ヴェデルデザインの中でもっとも優れた作品とも言われるデンマークの名作の一つです。
発表当時から80年代まで製造を行っていたのはデンマークの名工房、SorenWilladsen(ソーレンウィラドセン)。
高い技術を有する職人を抱え、フィン・ユールやナナ・ディッツェルがデザインを手掛けた繊細な造形を持つプロダクトの製造を行っていました。
製造に高い技術が必要となるModusは、2018年に国内老舗家具メーカーの宮崎椅子製作所にて復刻を果たしましたが、ローズウッドの個体は当時のビンテージにしかございません。
経年により深みを増したローズウッドフレームの美しきビンテージ2シーターソファ。
ハンモックのように身体の動きに合わせて動いてくれる背とアームには、骨となるフレームは入っておらず、非常にソフトなテンション。
クッションはもっちりとしたウレタンと羽毛で構成されており、着座の際に自然と身体がリラックスする快適な座り心地はビンテージの1台である事を忘れさせます。
2シーターソファとしてはもちろんセパレートすることも出来る為、間にサイドテーブルを挟んで使用するなど、シーンや用途に合わせたレイアウトが可能。デザインを活かした様々なコーディネートをお楽しみ頂けそうです。
デザインの特徴の一つである座面の正方形に注目しがちですが、アームや背もたれのカーブを辿っていくと、正方形の中に円形が隠れていることに驚かされます。
見る度に新たな発見があり、私たちの暮らしを心を豊かにしてくれる「アート」と「家具」。
どちらも兼ね備えた見て使ってを愉しめるソファを、是非ご自宅でご堪能下さいませ。











美しい北欧の名品
曲線が魅せる美しい曲木
時代を表現したポストモダン
感性を刺激するデザイナーズ
想いを馳せたスペースエイジ
魅力が詰まったレトロポップ
日本の民芸アイテム
やすらぎを感じるクラフト家具
ヴィンテージ家具の商品一覧へ
日本のヴィンテージ
米国のヴィンテージ
北欧のヴィンテージ
西欧のヴィンテージ家具
西欧のアンティーク家具
各国のヴィンテージ家具








商品保管サービスについて
