STANDARD TRADE
CHT-022C Door Chest
家具に使われる木材にも沢山の種類が御座いますが、"オーク"と言えばその堅牢な木質や美しい杢目から、高級材としてご存知の方も多くいらっしゃるかと思います。
本日は日本国内でも優れたクラフトマンシップで家具製作を行う "スタンダードトレード STANDARD TRADE" 社が手掛けた、オーク製家具「CHT-022C ドアチェスト」のご紹介。
オーク材の魅力が最大限に引き出された一点を、是非ご覧になっていってください。
拘り抜いた先にある"スタンダード"な魅力。
数ある広葉樹の中でも極めて高い耐久性を持つ事で知られる"オーク(ナラ)"。
オークは森の木々の中で最も進化した組織構造を持っているとされており、欧州では古来から家具や彫刻、ワインやスピリッツの樽に使用されてきました。
中には一世紀以上も昔に作られたアンティーク家具も数多く現存しており、家具としていかに実用的な素材であるかを伺い知る事ができる、まさに世界的にスタンダードな高級木材です。
そんなオーク材に拘って家具製作を行っているのが、スタンダードトレード社。
同社は1998年、現代表である"渡邊謙一郎"氏により特注家具製作所として東京・千駄ヶ谷に創業し、伝統的な技法とオーク材を組み合わせた、普段使いで心地良く使える"けれん味"の無い家具を手掛けています。
デザインから製作、納品、メンテナンスに至るまで全ての工程を自社で行う他、重要文化財「自由学園明日館」の家具や、作家「小泉八雲」氏が使用していた家具の修復・復元等、歴史的に重要な家具の保存も手掛けており、その熟練度は折り紙付きと言えるでしょう。
こちら「CHT-022C ドアチェスト」は、素材・作り共に、そんな同社の拘りがぎゅっと詰め込まれた一点となっております。
まず強く拘りが感じられるのが、オーク材の品質の高さ。
力強い杢目を備えた重厚で堅牢な佇まい、しかしその木肌は深い透明感にも溢ちたものとなっており、木材ならではの暖かみが感じられます。
また飴色に仕上げられた塗装も素晴らしく、まるで丁寧に時を刻んだビンテージ家具のような質感です。
オーク材の魅力をこれ以上なく引き出したと言える完成度、そこからはスタンダードトレード社の拘りぶりを伺う事ができます。
空間に軽やかに映える脚付きのフォルムも魅力的ですね。
普段使いでの風通しの良さや、床のお掃除を考えても嬉しい設計ではないでしょうか。
脚部とボディのバランス感も絶妙で、抜け感がありながらも充実した佇まい。なんとも心を穏やかにしてくれます。
また正面に見える側板の縁には内側に向かう形で傾斜が施され、すっきりと洗練された印象が与えられており、心の行き届いた細やかなディティールは見ていて飽きが来ません。
キャビネット内部を見てみると、スペースをたっぷりと活かした収納力。実用性も申し分ありません。
左右それぞれのエリアに大きく分けられており、左右に2枚づつ棚板が設置されています。
棚板は高さも調節できるので、生活雑貨や食器、グラス等幅広いアイテムの収納に活躍してくれそうですね。
天板の上はフリースペースとして自分らしい演出をお楽しみ頂けます。
また本体背面には配線孔が用意されておりますので、ディスプレイ用のライトやルーター機器等、コードが必要になるものもキャビネット内で使用が可能になっております。仕舞うものを制限されないのは嬉しいポイントですね。
如何でしたでしょうか。
拘り抜いた先に存在する"スタンダード"な魅力。それは全く嫌味な主張のないシンプルさで、ただただそこにあるだけで心地良く、毎日に格別のひと時を運んでくれる、そんな逸品となっております。
ホームユースには勿論、店舗でお使いになるインテリアとしても申し分のない一点です。
定価 ¥356,400- のお品物となっております。
是非この機会に、スタンダードトレード社の家具をご検討くださいませ。