SCOPE
パントリー角 OAK
北欧雑貨を中心に国内でカリスマ的な影響力を持つ、唯一無二のブランド「スコープ SCOPE」。
イッタラを始めとする多くのブランドの名作シリーズにて、SCOPEが特別オーダーを行った "SCOPE別注" と冠されたアイテムが存在している事は周知の通り、
本日はそんなSCOPEが手掛けたオリジナルアイテム「 パントリー角」のご紹介です。
とっても個性的なのに、食器が仕舞いやすい!

一目見ただけでも「これは一体、どんな素敵家具なのか?」と思わず聞いてしまいたくなるその佇まい。
縦長のフォルムに、ラタン編みの蓋がぴったりと収まった装い。
木の暖かさに角の立ったモダンなフォルムが絶妙にマッチしており、和室から北欧モダン、アジアンテイストな空間にも合わせやすそうなアイテムです。


見た目だけでも書きたいことは沢山あるのですが、こちらは"パントリー"として作られたアイテム。SCOPEならではのセンスが際立つ一点として次へ進みたいと思います。
木枠フレームにラタン編み仕立ての蓋は、出前の岡持ち、窓を外すような要領でそのまま外すという斬新なスタイル。
これは、とある温泉宿の廊下に飾ってあったお膳の収納箱から着想を得たデザインだそうで、なるほどこの何とも言えない心地良さは温泉旅館特有の空気感です。
安らぎ空間にある雰囲気がSCOPEでブラッシュアップされ、我々の所へやってきたのだと。
そう思えばストンと納得してしまう、なんともSCOPEらしいアイテムではないでしょうか。



使う事を考える前に、私からすれば作りにおいて妥協無きアイテムであるという点においても素晴らしく、そこからなかなか前に進むことができません。
スコープ社の家具の試作を手掛けている "コンセントファニチャー"がこちらの製作を手掛けているのですが、上質なオーク材フレームに一つ一つ穴を開け並べ、しっかりと目の詰まった良質なラタンをびしっと張り上げた、気持ち良い程に手間暇をかけた作りの良さ。


"蓋が重いといけない" からと、軽量にする為にラタン張りになったそうなのですが、ハンドメイドである事の迫力や洗練されたクラフトマンシップがひしひしと伝わってくる圧倒的な品質、完成度の高さです。
これは、蓋以外にも絶対に使い道を見つけよう。そう思えてしまう、見所ポイントとなっています。


特筆すべきは、北欧食器、とりわけイッタラ社のプレートやボウル類においてはぴったりと収められる絶妙な容量・サイズ感であること。
棚の内径は幅30×奥行き29cmとなっており、高さが最下段から徐々に増して行くという設計。
棚板は固定されており、下にはディナープレートを数枚。
上段へ行くへつれて、食器の大きさと枚数を調整しながら収納していきます。
12cmと15cmのボウルやプレートなら並べて重ねる事もできますし、最上段は高さが22.5cmありますのでグラス類、ピッチャーも収納可能。
このルックスと蓋の開け方からは想像のできない、驚きの使い易さです。

よく考えれば、一番下のスペースに大きなお皿を多く重ねてしまったらきっと出番は少なくなると思いますし、この采配が一番的確で最適なのかもしれませんね。
棚板ががっちりとくっついていますので持ち上げた際の安定感も別格です。
全体の大きさが大きくないという点においても非常にオリジナリティがあり、色々な意味で空間映えしてくれるアイテム。


一つだけ置くだけなら殆どスペースを取りませんし、横一列に並べてみると"パントリー"らしい整然としたルックスに加え、パントリーとして抜群の収納性を発揮することは想像する通りかと思います。

全く気取らないのに、何故か気になってしまうこのデザイン。
しかも一生楽しく、機能的に使える、そんな魅力的なアイテムとなっています。
お引越しや新しい空間作りに、追加で食器収納が欲しい時にも大活躍してくれること間違いなしです。
お探しの方は是非この機会にご検討くださいませ。











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