Schou Andersen
NV31
家具デザインの学校に通っていたころ、名前が付いた椅子に強く憧れていました。
パントンチェアや、Yチェア、LC2に、シェルチェアなどなど。名作と呼ばれる椅子たちは、時代や国を超えて愛されています。
今回紹介する“カイ・クリスチャンセン Kai Kristiansen”によるデザインのダイニングチェア、その名も「NV31」です。
デンマーク家具の血を受け継いだ名作チェア

カイ・クリスチャンセンはデンマーク王立芸術アカデミーで同国の巨匠コーア・クリントに師事し、デンマーク家具の発展に貢献した人物です。ハンス・J・ウェグナーやフィン・ユールといった巨匠たちにも教わっていたようです。
木工家具を専門とし、「デンマーク家具らしさ」である木の温かみを活かした前衛的なフォルムが、彼のデザインの特徴です。

こちらの「NV31」も、木材の質感を生かした有機的なフレームが特徴。
1本1本は、端部に向かってテーパーがかかったシャープなものや、エッジのない柔らかなシルエット。それらが立体的に組まれ、体を支える構造になっています。
人間工学に基づいた北欧家具らしい「体にフィットする感覚」を味わうことができる造りです。

素材に使われているのは、アフロモシア材。経年によって濃く赤茶色へと深みが増していく様が特徴的な材です。チーク材に似た見た目からアフリカンチークとも呼ばれます。
こちらのビンテージのアイテムでも、その深い色味と艶感が大きな魅力に。細かな杢目と、滑らかな肌触りで、座っているとついつい触れたくなります。

パープルカラーのファブリックは深みのある木味と相まって、大人っぽく洗練されたものに。
華やかなではなく、落ち着いたカラーリングの為、様々なインテリアに取り入れていただけます。無機質な空間ではコーディネートのアクセントに。同じ木味のインテリアでは、ほかのアイテムに馴染み、居心地の良い空間を提案してくれます。

カイ・クリスチャンセンによる名作、「NV31」。
デンマークの家具工房NVfurnitureで製造されたことからその名前で呼ばれるようになったという説もあります。
同氏が手掛けた名作には、他にも「NO42」などがあり、imptionでも取り扱いがございます。
どちらもいつの日か家に欲しい実用的な一脚です。











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