journal standard Furniture
LYON FABRIC SOFA 2P-Beige
「このソファには、何を合わせようか。」
LYON SOFA 2Pを店頭で見ながら、そんなことを考えていました。
まず思い浮かんだのは木の家具。次に、Acme Furnitureの存在感のある陶器のランプ。そこへぽってりとした大ぶりのマグカップまで置いてみると、なんだかしっくりくる。
家具単体で見るのとは違って、周りに何を置くかで見えてくるものがあります。今回はそんなところから、このソファを見てみようと思います。
どこかアメリカ。だけど、どこでも似合う。

まず目に入るのは、やっぱりこの「ぼってり」としたフォルム。
直線を基調としたすっきりとしたシルエットでありながら、クッションの厚みやざっくりとしたファブリックによって、どこか柔らかな印象に仕上がっています。
温かみのあるベージュの色味も相まって、シャープになりすぎない、ほどよく力の抜けた佇まいです。

見た目だけでなく座り心地もこのソファの魅力。背座のクッションはふかふかと柔らかく、程よい弾力があるため沈み込みすぎません。
座面の奥行きは約60cmと深めなので、クッションをひとつ置いて、少し姿勢を崩して座るのも良さそう。
また背もたれをアーム部分に移動させて、枕としても使えます。生活空間がここになっちゃいそう。

こうして改めて眺めていると、最初に合わせてみた家具の理由も少し分かってきました。
ベージュのファブリックと木の組み合わせには、どこか60〜70年代頃のアメリカの家具を思わせる雰囲気があります。

もちろん、こちらはヴィンテージのアメリカ家具ではありません。
それでも、少しクラシックな色味と、ゆったりとしたフォルム。そこへウッドのサイドテーブルを置き、カントリーな陶器製ランプを合わせると、なんともアメリカンな雰囲気になってくる。
さらに、そこに置いた大きなマグカップが妙に似合う。こういうところが、このソファの面白いところだと思います。

ミッドセンチュリーの家具というと、ついデザイナーや年代、素材などに目が向きがちですが、実際に部屋をつくるときには、家具同士の「相性」のほうが大事だったりします。
このソファは、何かひとつのスタイルに寄せ切らないところが良い。

木の家具を中心にすればナチュラルな雰囲気になりますし、今回のように少しアメリカンな照明やヴィンテージ家具を合わせれば、ミッドセンチュリーらしい空気もつくれます。アイアンや無骨な素材を加えれば、インダストリアルな空間にも合わせやすそうです。
ベージュという色も、その幅を広げてくれているのだと思います。

家具そのものが強く主張する色ではないからこそ、周りに置くものを変えられる。今日は木の家具、次はスチール、その次は古い家具。そんなふうに、暮らしながら周りの景色を変えていけるソファです。
journal standard Furnitureの「LYON SOFA 2P」。
家具を決めてから部屋を考えるというより、まずこのソファを置いてみて、そこから好きなものを少しずつ足していく。
そんな始め方も、なかなか楽しそうです。































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