j.s.F
CHINON
通りすがりに見つけたアパレルブランドのジャーナルスタンダードに入店したついこないだ。店内をうろついているとかっこいい什器がたくさん。
店員さんに聞いてみると、「店舗に置いてあるものはセレクトした社長の私物みたいなもの、ここはある意味社長のお部屋」とおっしゃってました。
なるほど。ジャーナルスタンダードは社長にとって仕事であり趣味でもあるのだなとしみじみ感じました(主観です)。
作業台を食卓へ
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ジャーナルスタンダードの家具ブランド” journal standard Furniture”は、既成概念をぶち壊すような家具をたくさん作っています。
工場やガレージから引っ張ってきたようなインダストリアル家具、古材やアイアンを使ったDIY家具、アメリカや軍が使い古したUSビンテージetc…
本来家庭では使われない什器や道具などの無骨アイテムを、日本の住空間に合うようデザインしています。
ビンテージ風×日本の住宅。いわゆる「ビンテージスタイル」を日本に定着させたブランドの一つです。
そんなジャーナルらしさ全開のこちらのアイテム。
今でこそ廃番となってしまいましたが、定番シリーズとして展開されていた「シノン | CHINON」のダイニングテーブルです。
ぱっと見で理解できる圧倒的な無骨さは、まさにビンテージスタイルを体現しています。
デザインのモチーフとなったのはヨーロッパの作業台。フォルムは勿論のこと、ヨーロッパ仕様である浅めの奥行なども忠実に再現されています。
ラフに扱われすり減って傷ついたような作業台特有の表情が魅力的。
木を切って残った端材のような古材。溶接痕の残る雨風に晒されたかのようなアイアン脚。どれもこれもが敢えて廃れたかのように施されています。
ビンテージスタイルは、その無骨な佇まいから「とにかく見た目がカッコイイよね!」と思考を停止しがちですが、魅力はそれだけではありません。
スタイルということはビンテージではありません。ビンテージにありがちな耐久性の低さや実用性の低さを、良質な素材の選定や確りとした構造で補って、風合いそのままに現代風に作られています。
今回のテーブルはデザインこそ作業台ですが、高さ73cmと一般的なダイニングテーブルとほぼ同じ高さ。
幅も150cmと食卓を2~4人でゆったり囲むには丁度よく、奥行きも抑えられているので、作業台特有のごつさや圧迫感を感じさせません。
実際の使用シーンも十分計算の上、造られているjournal standard Furnitureの家具。ラフな見た目だからこそ気兼ねなく使えてラフに使っても壊れず、そして末永くお使い頂けるのです。
journal standard Furnitureの家具が持つクールな表情。無骨な表情は空間に取り入れる事でより存在感を放ちます。
かっこよさに加えて実用性も伴った逸品。計算し尽くされた無骨さを実使用で体感頂けるかと思います。