ジャパンビンテージ Japan Vintage メラミントップ スチールワゴン ステンレストレイ キャスター カート ミッドセンチュリーデザイン インダストリアル ~こんな道具を、昔見たような~

UPDATE: STAFF:トリス
ジャパンビンテージ Japan Vintage メラミントップ スチールワゴン ステンレストレイ キャスター カート ミッドセンチュリーデザイン インダストリアル ~こんな道具を、昔見たような~

ジャパンビンテージ Japan Vintage メラミントップ スチールワゴン ステンレストレイ キャスター カート ミッドセンチュリーデザイン インダストリアル ~こんな道具を、昔見たような~

UPDATE: STAFF:トリス

Japan Vintage Steel Wagon with melamine & Stainless

朝晩はまだ肌寒い瞬間があるものの、暑くも寒くもない快い季節となって参りました。 桜の開花よりも先に来たツバメの夫婦は、きっと今頃あくせくと巣作りにいそしんでいる事でしょう。 季節が過ぎるのはあっという間。昔あった懐かしい風景を、ちょっと変わった仕様で楽しめる1台が今回のご紹介です。 宜しければ、是非最後までお付き合い下さいませ。

時代で変わる、それは什器も。

>>この商品の詳細を確認する 今回はワゴン。見た目に実用性がありありと感じられる、ザ・インダストリアルな見た目。 ある意味、見る人にどのような印象を抱かれても気にしないような潔よさが感じられるデザインです。 このワゴンを擬人化する事があるのなら、きっと人に頼られる事はあっても頼る事はしない寡黙な人物でしょう。(笑) 対照的なアイテムとして、例えばハンドクラフトが活かされたデンマークのデザインプロダクトが挙げられますが、そのプロダクトの中には見る人を「魅了する」カーブや曲面がたくさん潜んでいるのが特徴です。 しかし今回のワゴンはどうでしょうか。 直線。直線に次ぐ直線。とってもストレートです。 パッと見つけられるカーブは取り付けられたハンドルが開く箇所くらい。 とてもきっちりと作られているので、横から眺めていると小学校のピロティにあった柱を思い出させてくれます。 ふと思いましたが、今の若人にはピロティという言葉は通じるのでしょうか・・・。 ざっくりと言うなら学校の昇降口前などによくあるスペースの事ですが、建物の地階部分がオープンになったこのピロティはコルビジェなどモダニズム建築の発展で可能になったエリア。 春先の雨の日にはだるまさんがころんだをしたのは良い思い出です。 失礼、話が逸れました。 フレームはスチールの棒材に板材を溶接したかなり頑丈なもの。 軽量化や費用の節約もあってパイプフレームが多く採用される現代ですが、今回は中空ではない直径2.5センチの棒材。 重さもそれなりにありますが、それにふさわしい安定感があります。 ハンドルの向こう側にはステンレスの板を取り付けたトレイ。 先端に向けてちょっとはみ出していますが、先程の重量もあり不安定を感じることはありません。 錆びない(= Stain less)という衛生面の良さから調理・医療器具にも用いられるステンレス。 用途は不明ですが、汎用品ではなく配置するモノまで決まっていた業務用のデザインだと実感できます。 そしてユニークな棚板たち。 鮮やかなブルーは樹脂素材のメラミンを張り付けたもの。 ベージュがかった棚板はペイントを施したものです。 フレームだけであればちょっとレトロ過ぎる印象のワゴンは、明るい色が入りポップに。 ブラウン×ブルーはちょっとした上品さを加えてくれますので、垢抜けた雰囲気で使えるワゴンをお探しの方にもちょうど良い塩梅。 また棚板は枠に嵌め込む仕様なので、上下を入れ替えてもお使い頂けます。 ちなみに足元には1947年の設立より続く老舗ナンシン製のキャスター。 いい具合に味わいが出ておりますが、360度スムーズに動くのは流石の品質。ストレスなく今後ともお使い頂けそうです。 以外と苦労する書籍やお皿などテーブルウェアの移動はもちろん、ストッパーを使って手軽にレイアウト出来るディスプレイとしても。 生活感の少ないインダストリアルアイテムだからこそ、アイデア次第で便利に使える。そんなビンテージワゴンのご紹介でした。

ジャパンビンテージ Japan Vintage メラミントップ スチールワゴン ステンレストレイ キャスター カート ミッドセンチュリーデザイン インダストリアル ~こんな道具を、昔見たような~

LOCATION

取扱い店舗

ARTICLE記事の一覧