Japan Vintage
Work Desk
例年ならばまだまだ無視できない暑さのはずの9月上旬。 今年は夏が早々に秋へのバトンタッチを考えているのか、じめじめよりも涼しさが先に立つお天気です。とはいえまだ暑いのですが。 今回は気兼ねなく使えて、尚且つ雰囲気も良い。 そんな日本のビンテージアイテムです。 宜しければ最後までお付き合いくださいませ。先進的!(当時の)
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このブログを書いている2023年現在でも、日々新しい技術は開発され様々な方面に活用するべく試行が行われています。
かつては一抱えのサイズで30分程しか音楽を録音できなかったレコード。いまや一握りで100倍1000倍の音楽を持ち運べます。
かつては発光ダイオードと呼ばれ弱い光しか発することのできなかったLED。今では光量だけではなく調光、調色までこなせる照明のスタンダードになりました。
少しずつですが地道な研究が実を結び、今の私たちが便利に暮らせる毎日に繋がっています。
ビンテージのアイテムを見てみると、当時の仕様にそういった流行や工夫の跡を見ることができます。
さて、今回のデスクはどうでしょうか。
日本の企業、東洋プライウッドが手掛けたファニチャーブランド、東洋ファニチャーによる1台。
ロゴマークやシールも年代がかっており、10年20年ではきかない昭和レトロなムードを醸し出しています。
全体的に木のような落ち着いた雰囲気を感じさせてくれる見た目ですが、実はこれは樹脂素材。
いわゆる「デコラトップ」と呼ばれる仕様で、メラミン系の化粧板を天板に張り付ける事で仕上がった光沢感はどこかスモーキー。
カリモクや飛騨産業(キツツキ)などの歴史ある家具ブランドの中でもミッドセンチュリーと呼ばれる1950~70年位までの時期のアイテムに良く見られた特徴です。
勿論見た目だけではありません。熱や水気にも強く、汚れ等もふき取りやすいとても実用的な素材。
普段私たちが愛用する木は生き物のため、表面には水や栄養を通すための細かな孔や凹凸があります。
塗装の技術も勿論進化しているものの、そこに残った汚れや水気から見た目に影響が出やすくなってしまうのですが、メラミン素材はベースに樹脂を浸した平滑な紙を何枚も張り合わせて、最後に模様が入った柄紙と透明の保護層で纏める「人工物」。
そのためより自由なデザインで、イージーケアに仕上げられるメリットがあるのです。
今回はそのデコラトップにパイプのフレームを組み合わせたスタイリッシュなデザイン。
引き出しの戸板も丸みがあり、取り出してみれば奥側までカーブが付けられています。
セルシステムと呼ばれるような近未来的なフォルムの要素は、海外の名品をかみ砕いて提案する昔の日本のあり方を想像させてくれますね。
正面左側には2段にわたるオープンシェルフ、そしてバッグなどを掛けられるハンガーフック。
学校の机などにもありましたが、普段パッと使うものを掛けておくのにとても便利。
ただの業務用ではなく、こうしたところに垣間見えるちょっとした余裕。
これが、アイテムを特別に見せる最良のスパイスなのかもしれませんね。
天板は幅105 × 奥行60センチの大き過ぎない良サイズ。
ご自宅のワーキングスペースとしてはもちろん、一人暮らしなら食事もこなせる丁度良い塩梅です。
年月相応の使用感はございますが、それもまたビンテージとして楽しめる「余裕」があればリーズナブル。
雰囲気のあるデスクをお探しならば、こんな1台はいかがでしょうか。































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