Japan Vintage
Kitchen Wagon
世界中でデザインが花咲いたミッドセンチュリー期。その波は勿論日本にまでも到来し、数々の名デザインが誕生しました。
今回紹介の1点からも、世界に引けを取らない「ジャパニーズミッドセンチュリーデザイン」の魅力を感じて頂けるかと思います。
コントラストで魅せるワゴン
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フレーム、棚板、キャスターと何処を取っても材・デザイン共に優れたものですが、まずはフレームから。
こちらには高級木材として名高いローズウッドが贅沢に使用されており、その絵画のような木目と深みのあるカラーをお楽しみ頂けます。

4本の支柱、棚板の枠からハンドルに至るまでが無垢材から削り出されており、面と面を木目が流れるように繋がります。
ハンドルはこのような珍しい形。S字フック等を使ってものを引っ掛けておいても良いかもしれません。

そんなローズウッドとの絶妙なコントラストを生み出しているのが天板、棚板に使用されるメラミン素材です。ローズウッドだけでは重くなりがちな雰囲気をパッと明るくしてくれているように思います。
水気や汚れに強い為、日々のお手入れも気楽に行って頂けるのではないでしょうか。

注目は下段の棚板。実はホワイト×ブラックのリバーシブル仕様になっております。
ミッドセンチュリー期にジャパニーズモダンを支えた"三平興業研究所"の製品に見られる仕様ですが、同社のアイテムかは不明。しかしながら細部の仕上げや洗練されたデザインを見るに、優れた感覚と技術を持った製作者によるものに違いありません。

スチール製のキャスターはベアリング構造で斜めに回転するデザイン性の高いもの。付け根には「JAPAN」の刻印も。
脚元まで抜かりの無いこだわり様です。

さて、いかがでしたか?ホワイト×ブラック、そしてそこにローズウッドの色味も加わり、絶妙なコントラストを生み出すこちらのワゴン。
北欧等、海外のビンテージをお集めの方にも是非目を向けて頂きたい日本のビンテージアイテムの紹介でした。
