Japan Vintage
Stacking cabinet
ビンテージ家具の中でも他に無い魅力を放つ日本のビンテージ家具。
年代や時代背景によりデザインや造りが大きく異なり、それらは時に様々な表情を見せます。
中でも強い魅力を放つのが人が使った痕跡を残す生活の為の生活道具。
経年で増した美しさと言うより、時間を感じさせるさびれた風合いは見た目の美しさ以上の深みを感じさせます。
本日紹介させて頂くのもまた、日本のビンテージ家具特有の経年を見せる逸品。
スタッキングキャビネットをご紹介させて頂きます。
シンプルを重ねる
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何の変哲もない3段のキャビネット。
しかしながら感じさせる哀愁。
シンプルに宿るこれまでの時間もこのキャビネットの魅力のひとつです。
一切の装飾を排したキャビネット。
シンプル故に汎用性の高さを見せます。
お気に入りの食器や本、コレクション等、何を飾っても様になりそう。
経年が与えた風合いがそれらに深みをプラスしてくれるかの様です。
最上段にはガラス戸がありません。
レール跡があるので恐らくこの箇所もガラス戸の仕様だった様です。
痕跡から元の姿を想像するのもまたビンテージ家具の楽しみのひとつ。
欠けた箇所も魅力となり、シンプルながら個性を持つキャビネットに仕上げられています。
3段のキャビネットはそれぞれが分解できるスタッキング仕様。
稀に見かける珍しい構造です。
乗せるだけではありますが天板両サイドに備わった爪により確りと嵌ります。
堅実で心地良い造りを見せる箇所です。
重ねた状態での使用は勿論、横一列に配置しても面白いかもしれません。
ビンテージと言えど家具は生活を共にし使うことでその魅力と実力を発揮するもの。
実際に使って頂く事で見た目の良さだけでなく、家具としての本質を感じて頂く事が出来ます。
重ねてきた時間を纏ったシンプルなデザイン。
傷やダメージは経年という名のデザインとなり過ぎた時間を目の前に感じさせます。
想いを馳せながら、永く使いたい逸品です。